安城で面白い展示をしているので見るものなり。
これは自転車ではなく、エンジン付きの自転車。
結局、自転車じゃねーかと思われるかもしれないが、まぁ、自転車だよね。これ。
道路交通法的には原動機付自転車という。
LeicaM10P+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
つまりは、そういうものを集めた展示である。
LeicaM10P+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
これなんか、モロ自転車だよね。
LeicaM10P+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
今なら、電気アシスト付きの自転車とかになる。
しかし、このエンジン配置は珍しいな。
後輪じゃなくて、前輪をベルト駆動で回す形式である。後輪は、普通の足漕ぎっぽい。
つまり、人力+エンジンで二倍のエネルギー。
LeicaM10P+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
少しでも楽して自転車に乗りたいという執念を感じる。
LeicaM10P+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
これもホンダのプロダクツ。
これを作ってる会社が、70年後にハイブリット車やら電気自動車とか、F1マシンやらジェット機を作ってますよと言ったら誰が信じてくれるだろう。
鼻で笑われるのがイイ落ちだ。
なので、今、鼻で笑っちまうようなことをやっている奴らをバカにしたものではない。
LeicaM10P+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
ここまで来るとバイクっていえるかもしれない。
LeicaM10P+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
だが、リジットサス。つまり、リアサスはないので、衝撃がケツを直撃する。
メーカーはよくわからない。
戦後の一時期に日本は150社も二輪メーカーが乱立して、自転車の町工場がハンドメイドでバイクを作って売っていた時代があった。
そのほとんどは姿を消して、ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキの4大メーカーだけが生き残った。
これは目黒。
目黒とは、戦前からある日本の二輪メーカーで、後にカワサキに買収された。
このあたりはカメラメーカーも同じで、戦後に町工場やら何やらが雨後の筍のように二眼レフカメラやライカコピーを作った。
生き残ったのはニコン、キャノン、リコー、フジ、ソニー、オリンパス。
ソニーの中身はミノルタとコニカの技術であり、α7というミノルタのブランドを使ってカメラを作っている。
カワサキも未だに目黒のWというバイクを作っている。
リスペクトって重要だよね。
LeicaM10P+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
やっぱ、そこら辺の自転車屋や鉄工所の作ってるバイクは一味違うな。
LeicaM10P+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
今日はこんなところで。