2019年7月16日火曜日

連休への道



 連休をつれづれなるままに振り返る。
 ずっと雨でしたね。

 1年前の名古屋の最高気温は35~38度でしたね。
 ありゃ、ほんとに異常気象だったんだな。

   FUJIFILM X-T1&SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 ASPHERICAL III




 朝起きるといつも庭木が雨に濡れていたな

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 雨とか関係なく走るんだけどね。
 トラクション・コントロールのおかげで雨の日でも滑る気配が全くない。
 お前はスパイダーマンかと思うぐらいびったりと路面に張り付いていく。

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 軽く琵琶湖を見に行くと博物館が開いていたので見てみる。
 これは琵琶湖を行き来していた丸子船。
 側面に巨大な材木をつかって船を形成している。竜骨は普通、船底にあるものだが水深の浅い琵琶湖では側面に来る。

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 この博物館、なかなか展示が洒落ていて、よい。
 琵琶湖の今昔、地質、水質、現在の環境や社会的な位置づけがわかるようになっている。

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 館内に移築した琵琶湖周辺の古民家。60年代の家庭を再現したものとのこと。
 ちなみに写っている子供はマネキンではなく、リアル子供です。

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 琵琶湖といえば、ビワコオオナマズ。

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 これはカジカである。ドンコではない。
 ドンコはハゼの仲間だが、カジカはカサゴの仲間である。

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 敦賀にも往く。
 途中で雨に降られた。気比の松原を見ているとライフセーバーから、護衛艦が来ていると話があったので、見てきた。

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 護衛艦かがは、海上自衛隊の最大の軍艦である。

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 でかい。こりゃ、誰がなんと言っても空母だわ。

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 側面にランプがあって、車や人が歩いて乗り降りできるようになっている。
 普通の護衛艦では、こうはいかない。

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 艦内はとてつもなく広く、どこかで見たようなイラストがちらほらと見える。
 海上自衛隊はずいぶんとミーハーな組織だ。
 ちなみに帝国海軍もミーハーな組織で、同じ名前の女優や歌手を船に乗せてあげたりしていたそうだ。

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 格納庫。どう見ても空母だ。

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 飛行機を甲板に上げるエレベータはサイドと船の後方にある。

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 エレベーターに乗って甲板に上がるとみんな大興奮である。
 実によく出来ている。
 15mm四方の鉄の板が音もなく上げ下げされている。

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 飛行甲板にて。
 一応、護衛艦かがはひらがな表記だが、漢字もいいよね。

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 空からみてもわかるように艦番を甲板に書いてある。
 同型艦のいずも間違えて降りたりしないようにする配慮である。
 帝国海軍の零戦なども、間違えて所属の違う空母に降りたりしていたそうだ。

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 艦載機のヘリコプター
 次の中期防衛力整備計画では、F-35Bを搭載するそうだ。
 空母を持つのは海上自衛隊の悲願だったわけで、70年かかってここまでたどり着いたといったところか。

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 ちなみにヘリコプターの回転翼の先っぽはかなり複雑な形状をしている。

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 しかし、見れば見るほどかがのアンテナマストの形は独特である。

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 船から降りて岸壁から見上げるとこんな風になる。
 船の大きさ的には、帝国海軍の空母とほぼ同じサイズである。
 これに70~80機の零戦やらを搭載して、70年前にアメリカと戦ったと思うと感慨深い。

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 遠くの橋の上からもはっきりわかるほど大きな船だった。

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 さて、帰ろうかね。

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 今日はこんなところで






2019年7月8日月曜日

新型KATANAが納車されました



 新型のKATANAが納車されました。
 ああ、美しい。
 かっこいいよ。KATANA。
 素敵だ。

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 ちなみに奥のバイクは、今まで乗っていたグラディウス400である。

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 前のバイクも真っ黒だったので、KATANAも黒にしました。

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 グラディウスは400ccで、Vツインエンジン。
 KATANAは1000ccで直列4気筒。
 教習所で乗ったCB400以来の4気筒である。

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 実物を見るともっと大きく、野太い。
 乗車姿勢はアップライトと言われるが、かなり前傾が効いていて、フロント荷重がしっかりかかるようになっている。

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 夏は、これを乗りますわぞー

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 今日はこんなところで



  


太陽の塔への道



 大阪にある太陽の塔を見てみたいと思い付き、バイクで走りだす。
 私が思うに、今日、行きたいと思ったところへ、行けるというのはバイク特権であろう。
 車だとなかなかそうはいかない。
 いかないはずだ。


   LeicaM10P+SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 ASPHERICAL III



 万博記念公園まで、下道で5時間。
 周りの声に耳をすませば、みんな関西弁を話している。
 ちゃうねん、とかほんとに使っているんだなと感慨深い思っていると太陽の塔が見えた。

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 結構、足元まで寄れる。

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 持っててよかった超広角レンズ15mm

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 岡本太郎が、万博を現代の神事として捉え、その神格として建造した。
 これが現代の神だ。
 我々の神は鉄筋コンクリートで出来ている。

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 ちなみにバックはこんな感じで、地下もあるそうだ。
 中は空洞で、予約すれば見学することができる。

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 さて、次はEXPO’70 パビリオンを見てみようか。
 これは万博をテレビ放送したときに使われた電波塔の一部。

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 EXPO’70 パビリオンは、当時の史料を公開している。

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 様々なパンフレットが作成された。
 しかし、この真っ赤な色使いは実に70年台らしい。

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 ソ連が崩壊するまであと20年。
 共産趣味者の皆様におかれましては、日本でソ連を感じるためにEXPO’70 パビリオンに足を運んでみては如何ですか?
 ブルガリア人民共和国やらチェコスロバキアなど、なかなかに香ばしい展示。
 共産主義とは、人類の進歩と調和の理想形だったはず。

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 これも岡本太郎の作品。
 みれば即座に分かるセンスってある意味、凄いよな。

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 ソ連の建築家が作ったコンセプトアート
 渦巻き型都市だそうな。
 Atomic Heart https://mundfish.com/ja/buy/# 
 というゲームがあるが、そこのステージに出てきそうな感じ。
 来なかった未来だ。

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 万博の華、ホステス。

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 万博のお祭り広場に二体のロボットが配置されていたそうだ。
 二台に大型のロボット「デメ」と「デク」
 頭頂部に操縦席があったそうだ。これもまた、こなかった未来の一つだろう。

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 EXPO’70 パビリオンは、元は鉄鋼館というパビリオンだった。
 恒久展示するために頑丈に作られており、現在でも稼働中である。
 これもまたサイケデリックをテーマにしたゲームか、何かに出てきそうな場所である。

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 夢の池の石畳
 たぶん、万博当時のそのまま。
 この石畳の上を40年前にサイケデリックな人々が歩いていたのだ。
 ローマの遺跡のアッピア街道とか、古代の遺跡ほどではないけれど、感慨深い。

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 夢の池 中央の丸いものは宇宙船だそうだ。
 端っこに写っている資格ものは、彗星という噴水だったとある。

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 さて、次は国立民族学博物館を見てみようか。
 ちなみにこの建物は万博当時のものではなく、あとから建設されたものである。


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 この建物、とてもデザインが秀逸。

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 展示品も国立というだけあって、膨大な量がある。
 ちなみに、これは棺桶だそうだ。
 冗談ではなく、本気で棺桶なんだそうだ。生前の職業にちなんだデザインの棺桶とのこと。
 白木で出来た立方体だけが棺桶ではないのだ。

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 収蔵品1号、モアイ像。
 リアルモアイ像っぽい。

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 オセアニア展示
 ジャングルの中にこういう精霊がいると思ったんだね。

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 国立民族学博物館は、世界各地の民族学に関わる収蔵品を展示している。

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 これはヨーロッパだったかな。
 妙に暗いのは、ワザとです。

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 最近、人気のタピオカは、この木の根っこから作られる。
 この根っこがあのつぶつぶになるとはびっくりだ。
 ちなみに有毒なんだそうだ。

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 世界各国のギター
 発祥はローロッパで、現代的な六弦ギターが出来たのはスペインっぽいとのこと。
 ヨーロッパ列強の植民地支配によって、世界に広まったのであちこちで独自に発展したギターが作られた。

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 これは南アジアの展示

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 あちらの上座部仏教は日本の仏教とは似て非なるものなので、注意を要する。

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 こういうセンスはインド。
 車や馬車、自転車に動物をあしらうのは日本はあんまり・・・いや、痛車とかあるか。

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 南アジア内陸部とか、島しょ部とかそういう分け方をするそうな。
 これはタイのカブ。
 あちらのOLは給料をもらうと日本のバイクメーカーのスクーターを買う。
 それは自由の象徴なんだそうだ。
 ホンダドリームやるな。
 
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 M10の現像耐性は凄いな。
 M240では間違いなく破綻するようなアンダーでも、復旧できる。

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 中国の展示
 凧。今も上げているのかしら。

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 中央アジアの展示
 中央アジアの近代は、共産主義と共にあり。
 要するにレーニン皇帝のロシア帝国の支配である。

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 それでも彼らが触れた初めての近代思想が共産主義だったわけで、その影響は絶大なものがありました。
 それに対する反発がイスラムであり、タリバーンのような拒絶反応だったわけですが。

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 日本の展示
 ねぷたかな。
 
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 各国の展示もなかなかの物量とバリエーションだったけれど、我が国もなかなか。
 近代に入ると移動交通手段の発展で、地域差が一気に薄まっていた。
 しめ縄もスーパーで買うようになり、こういうバリエーションがあったことは忘れ去られつつある。

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 今日はこんなところで