2019年5月18日土曜日

男鬼町への道


 彦根の山奥に、それはそれはおろそしげな名前の廃村があるらしい。
 
 その名は、男鬼町(おおりちょう)という。
 いかにも、曰く因縁故事来歴がありそうだが、別に惨劇の舞台になったわけではない。
 普通の廃村である。


   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.

 

 町・・・というよりは村だが、建物が6~7棟残っている。
 完全に倒壊しているのが3つあった。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.




 倒壊していなくても、壁が吹き飛ぶとか、時間の問題っぽいのが多い。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 男鬼町は、廃村になったあとで野外学習施設になっていたようだ。
 しかし、それも2,000年代には終了している。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.




 ここには林道1本しかない。
 林道は落石だらけで、バイクでないと厳しいだろう。
 車は、やめておいた方がいい。道幅が狭い上に路肩が崩壊している。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.




 これはなんだろう?

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 林間学校っぽい施設があった。ログハウスだ。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.




 あの椅子に最後に座った人はだれだろうか?

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.




 人は見ていなくとも、花は咲く。
 この花、ひょっとして野草ではなく、村人が植えたものだろうか?

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 この自転車が使われることは永遠にない。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 建物の風化はかなり進んでいる。
 また、林道も崩壊が進んでおり、バイクでも侵入は困難になりつつある。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 このタイヤだって、いずれは落ち葉に埋もれてしまうだろう。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 諸行無常

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 これはトイレだった。
 恐怖のぼっとん便所。林間学校でも使われたっぽいが、水洗や洋式に慣れた子供には恐怖だっただろう。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.




 屋根の藁葺きは結構、生き残っていた。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 廃村にある神社なんて、鳥肌が立つわ。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.




 中に入ったけどさ。
 別に何もなかったよ。ただの廃村だもの。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.




 まさかとは思うが、ガスは残ってないよね?

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 雨戸が台風か何かで吹き飛んでいて、吹きさらしになっている。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 結構、自然はキレイ。あと、動物が住み着いているっぽいので、鳴き声が聞こえる。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.





 もう、二度とここに人が住むことはないでしょう。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.




 さらば、男鬼町。名前だけは印象に残るけど、普通の廃村でした。はい。

   LeicaM10P+Summilux 50mm/f1.4 ASPH.



 今日はこんなところで






2019年5月12日日曜日

静岡ホビーショーへの道



 静岡ホビーショーが開催していたので、見に行ってきた。
 日本全国から力作が集まる展示ブースと、企業ブースに分かれてあらゆる種類のプラモデルを展示している。
 プラモデルの聖地である静岡らしいイベントと言えるだろう。


 この画像は自衛隊の展示。16式機動戦闘車。
 初めてみたわ。
 
   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 最初は、ガンプラ。
 エルメス。すごーい情報量だ。まさに宇宙戦闘機。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 ガンプラやミリタリーモデル以外にも、オリジナル作品もある。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 これだって、プラモデルなのだ。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 永遠の0
 ゼロ戦パイロットの宮部まで再現されている。
 ちなみに、塗料が剥げまくっているのはエンジンの振動と軽量化のために塗装を限界まで薄くしているためだそうだ。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 これもプラモデル。水の表現はアクリル。
 水没した製鉄所とサメの組み合わせ。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 プラモデルの定番、戦艦大和。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 ザクとパイロットによるジオラマ

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 ドイツ軍のBMW
 この時代のBMWは世界中でコピーされて、ロシアではウラルと名前を変えてまだ現役で生産されている。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 イタリア軍の人間魚雷。
 魚雷にまたがって軍港に隠密潜入して、敵艦の船底に爆薬をしかけてくるというもの。
 間違っても特攻したりはしない。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 これもジオラマ。
 錆と土の表現が凄いなぁと。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 ボール5個を贅沢に使用したオリジナル作品

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 キリン。分かる人には分かる。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 1/1の4号戦車。
 殆どは木でできている。ガルパンはいいぞ。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 ガルパンはいいぞ。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 このハコスカのバックになっているうなぎ屋、どこかで見たことがあるような。
 たしか、瀬戸のあたりで。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 とある漫画に出てくる戦車の再現モデルだそうな。
 対戦車ライフルを無理やりくっつけた豆タンク。
 ものすごく早く走りそうだが、別にそんなに早くない。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 まわる寿司電車。花ではなく、寿司。トロが回り続ける。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 太鼓を叩くゾック。ほんとに、自由なデザインだな。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 同じガンプラでもこっちは情報量の塊。
 ナイチンゲール。殆ど闇皇帝だよね。これ。
 
   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 空母、天城。
 雲龍型空母は先の大戦の末期に完成していない帝国海軍の戦時量産型空母である。
 キャプションに「無駄を限界まで省いた合理的な姿が素晴らしい」とあった。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 大量のマルヨン。
 これも極限まで無駄を省いた合理的な姿の一つ。
 エンジンと胴体と翼しかない。
 小型軽量化して空気抵抗を極限まで減らし、パワフルなエンジンを組みあわせて猛烈な加速で、敵の防空システムを突破して戦術核爆弾を投下する。
 実戦で使われなくてよかったね。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 F-2試作機。
 これも凄い情報量で、みんなが足を止めてみていた。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 模型雑誌の表紙を飾った作品だそうな。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 アラブ人がいた。
 石油王か?あんたなら模型じゃなくて、本物が買えるだろうに。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR

 

 ごちゃごちゃのきわーみ。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 これもプラモデル。ジャングルの中で朽ちていくジェラルミンを塗装で表現している。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 赤い彗星。
 ほんとに、これを最初にデザインした人は天才だよ。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 地球の栓。
 なんというか、想像すると凄い恐怖を覚える。
 なので抜けた水がどこへいくのか考えてごまかすこととする。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 バカガラス。風の谷ナウシカより。
 これはフルスクラッチかな。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 ラーメン屋台。こういうのを見なくなったな。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 ゲームのミニチュア。ちなみに画面は液晶を使って映像を動かしている。
 気が狂いそうな再現度。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 戦艦長門
 終戦まで生き残って、米軍に接収後に原爆実験で吹き飛ばされた。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 ゆるキャンのだんご。これもフルスクラッチ。
 こういうものをさっさと作れる人間は尊敬する。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 北上大仏

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 これは企業ブースのタミヤ。
 新作はM10アキリーズ。
 タミヤの中の人曰く、中の人のフィギュアまできっちり作り込んであるとのこと。
 ただし、中の人は外から見えないのでせっかく作り込んだのに残念である。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 模型制作の実演。
 子供よりも大人が真剣に見ていた。
 それでも子供にこれを見せる意義は大きい。どんなジャンルにも世代交代が必要だからだ。
 たとえ少子高齢化していようと世代交代は絶対に必要である。
 それができなければ衰退あるのみ。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 雪降る戦場。
 撃破された戦車。
 侘び寂びだよね。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 分かる人には分かるネタ。
 アスラン王立空軍のエリア88所属、王家の紋章ありありなのでパイロットはサキ・ヴィシュタールしかありえない。
 オイルマネーですげーものを買う。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 背中から戦艦が生えたクジラ。
 こんなのおったら、沿岸から40kmは火力制圧されかねない。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 日本軍戦車兵のフィギュア。
 もう何もかも嫌になってきた感じ。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 ずっと向こうまでディープストライカー。
 一体、いくつ作ったのか。
 見ている人間の全員が、ほぼ一様に狂っていると言っていたのが思い出される。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 実は、ガンダムのモビルスーツの中では、一番ドムが好きなんだよね。
 ドムはいいよ。ドムは。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR




 帰りにイエネコさんによって本日は終了。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 今日はこんなところで