2016年8月7日日曜日

ウラジオストク旅行4


 第4回 【市内観光、文無し編】

 

 前述の理由により、1ルーブルも持っていないので水一つ買えない朝が始まる。
 ホテルが朝食付きで、無料でなければ詰んでました。
 あるいは、下痢を覚悟で水道水を飲むしかないという。

 予報では今日の気温は30度とのこと。
 水が買えないので脱水の恐怖が迫る中、ウラジオストクを見て回る。

 
 まずは駅前。
 なお、ホテルから歩いて10分の距離である。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 これがシベリア鉄道終着駅か・・・
 ちなみに、明治日本はこれが完成すると兵員輸送力で戦争しても絶対に勝てなくなるので、シベリア鉄道が全線開通する前に開戦を決意しました。
 日露戦争ですな。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 近づいてワンショット
 なお、中の写真はありませぬ。
 どうも、この建物は出口オンリーで、列車から降りた客がアレコレ手続きを終えて出てくるようになっているらしい。
 入ろうとすると係員に静止された。
 ちょっと・・・いや、かなりビビった。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 駅前キオスク・・・無一文なので、何もできない。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 鉄っちゃんでないので、細かいことはわからない。
 ただ一つ、新幹線よりもでかい。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ソ連時代の蒸気機関車

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ぼーっとしていると列車がやってきた。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 シベリア鉄道、9,288kmの終点ですよってことらしい。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 駅のホームは低い。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 乗客が降りてきてホームが賑やかになる。
 肩を抱き合ってキッスして喜ぶ人々を見て、ああ、ここは外国で、そういうのが当たり前なんだなと思った。
 映画だのドラマで仕入れた知識はあるけど、リアルで見るのはこれが初めてだ。

 しばらくすると迷彩服の兵隊の一群が降りてきた。
 20人ぐらいだっただろうか。さすがにライフル銃はもっていなかったが、ブーツに背嚢を背負って立つ姿はゴツイものだ。
 そろって整列するので、例の軍靴の音が聞こえる。
 ああ、これが軍靴の音かと感心した。
 自衛隊なら私服か何かだろうが、ここではそれが当たり前なんだなと。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ウラジオストクは坂の多い町だ。 上の方がガスっている。特に朝は。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 なんか、よく見ると見慣れた例の商標がある。
 タミヤ模型の広告である。
 近くで売っているのかもしれない。
 旅行中、日本製の漫画やおもちゃを見ることは一度もなかったな。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 駅の向こうには、港の旅客便ターミナルがある。


   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 たしか、新潟に向かう船だったと思う。
 ターミナルの中には土産物屋があったが・・・繰り返すけれど一文無しである。
 この時点で、朝の8時ぐらい。
 両替所が開くまであと2時間もある。
 
   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 仕方がないので、歩いて時間を潰すことにいたす。
 ちなみに、市街は路上駐車天国である。
 駐車場があるのは、ホテルと空港ぐらいなものだ。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.




 駅前広場へ
 こういうのを見ると、ああ、ここは日本ではないと深く実感される。
 だって、日本にこういう空間はないから。
 町中に広場を設けるという発想は日本にはない。せいぜい、公園ぐらいなものだ。

 ソ連を作ったレーニンも広場で演説をした。
 ウクライナの内戦でも、最初は革命勢力が広場を占拠して、バリケードを設置して警官隊と衝突することから始まった。
 広場というのは、実に政治的であるし、歴史的である。
 一種の”装置”だと思っていい。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 赤旗とラッパを持った男性像
 厳しく、威風堂々としている。
 旗の動きから、風に向かって立っていることが分かる。
 こういうのが、彼らの理想なんだなぁと。かくあるべきと彼らが思っているものなのだ。

 こういう発想も日本にはないな。
 一応、日本にも戦国大名の像とかが観光地にあるが、駅前広場に置いたりはしない。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 絶妙な場所にウミネコが止まっていて草が生える。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ちなみに、この時点で午前8時過ぎだった。
 もうちょっとあとにこの場所に来たが、中国人観光客に占領されていたのでゆっくり写真を撮るなら早朝にいくべきである。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 駅前やら広場周辺から市内の周るバスが発車していく。
 なお、発車時にドアが開いていても走行中に閉めるので問題ない。
 料金は市内なら一律20ルーブル(30円)である。降りるときに運転手に支払う。

 なお、停車ボタンの類はない。自分が降りたいバス停につく前に、前での出口に立っていれば、運転手が勝手に察知してバスを止めてくる。
 あと、高額紙幣は使わない方がいい。おつりの用意がない場合がある。
 
   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 ちょっとウラジオストクの交通事情に語ろうと思う。

 日本の交通事故死ワーストワンが名古屋なわけだが、その名古屋が可愛く思えるのがロシアと言う場所である。
 名古屋なんて、お上品すぎて、草が生えるレベルだ。


 市内で一番の大通りでバスが故障して立ち往生するところを見るなんて、日本ではそうはないだろう。
 というか、新聞沙汰になりかねない。中日新聞ならたぶん小さくだが記事にするだろう。

 だが、ロシアではバスが道の真ん中で故障して止まっても、パトカー一台だって来やしない。
 その場で修理を始まるのだ。
 

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ちなみに、普通の乗用車でも同じである。
 故障したら、そこがどんな大通りであっても、車を脇に避けたりせず、その場で修理だ。
 安全確保なんて、知らぬ。存ぜぬ。顧みぬ。


   SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.



 事故車だって平気である。
 フロントガラスが割れていても気にしない。ドアが開きっぱなしでもOK
 ふつーに客を乗せて走る。


   SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.



 タイヤがつるつるでも気にしない。


   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 まず、市内に信号機が全然ない。
 私の住む町は人口15,000人だが、ウラジオストクよりも信号機の数では勝ると断言できる。
 さらに歩行者用の信号機のカウントダウンが恐ろしく短く、市街一番の大通りであっても、20秒ぐらいしかない。
 小走りでも間に合うかどうか微妙だ。
 というか、信号機とか横断歩道とか、みんな使っていない。
 何もないところで、ふつうに歩いて横断するのだ。大人だろうと、子供だろうと、妊婦だろうと、おじいさん、おばあさんだろうと。

 一応、渡りたそうに道の端で止まっていると車が止まってくれることはある。
 だが、その後ろからやってくる車が止まってくれるとは限らない。
 止まってくれた車を避けて進もうとするので、そいつに轢かれそうになった。


   SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.


 こんな話を聞いたあとだと市内は死屍累々と思われるかもしれない。

 だが、不思議なことに轢かれた人は見なかった。
 クラッシュして立ち往生している車は旅行中に6~7台みたが、人が轢かれるところはみなかった。
 私自身、半日ぐらいで何もないところで横断する方法を覚えた。
 
 そんな状態ではクラクションだらけで煩いかと思うだろう。
 だが、存外、クラクションは少なかった。
 平日の名古屋の中心部の方が煩いぐらいだ。

 文化が違うのだ。そう思うしかない。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.




 さて、いろいろ脱線したが、一文無しの朝は続く。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 こういう装飾過多の建築はやはり大陸的である。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 歩いて、歩いて、次の観光スポットへ
 第二次世界大戦中の潜水艦・・・C56の地上展示である。


   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 10時から中に入ってみることができるらしい。
 まだ9時前である。
 そして、一文無しである。はいれなぃ

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 詳しいことは知らないが、日本だと伊号潜水艦とかになるだろうか。
 潜水艦とは小さいものというイメージがあったが、実物は想像より遥かに大きい。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 
 ちかくには、戦車の砲塔を使ったモニュメント
 3万台作られたT-34中戦車である。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 大祖国戦争(第二次世界大戦のソ連側の名称)で、戦死した人々を慰霊する場所らしい。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ロングショットで
 ナチス・ドイツがソ連に侵攻したのが1941年。ベルリンが陥落したのが1945年である。
 ちなみに、教会の前にこういうのが作ってあるのは共産党の嫌がらせだそうな。
 少しでも教会の権威をクサすために共産主義的なシンボルを教会の前に配置するそうな。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 そういう努力?にかかわらず共産主義は滅びてロシア正教会が復活したわけだが。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ここまで来ると軍港が間近に見える。
 手前はロシア海軍太平洋艦隊の最初の軍艦。
 奥にあるのはソ連時代に建造されたスラヴァ級巡洋艦である。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 さらに接近して撮影。引き伸ばしてみるテスト
 艦の前方にある斜めの筒には大型巡航ミサイルが入っている。
 冷戦中、これでアメリカ海軍の空母を攻撃する計画であった。

 船の上にはミサイルを誘導するための電波を出すアンテナだらけである。
 なんというか、いろいろ殺意が高い。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 そういえば、駅前にレーニン像があると聞く。
 見るのを忘れていたと駅前まで戻る。
 そろそろ両替所も開く時間だ。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 前からだと中国人観光客だらけなので、背後に回り込む。
 たぶん、このおっさんは善意の人だったと思うが、やり方が駄目すぎた。
 あと、スターリンという史上最悪のザ・独裁者を後継者にするとか、人を見る目がなかったとしか思えないところがある。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 フォーキナ通り
 地球の歩き方にも乗っている噴水のある通りだが、朝は噴水が稼働していない。
 この通りにレートのいい両替所があると聞いていた。
 その情報も、昨日のY.Alexander氏から仕入れたもので、やはり日本語がわかる係員にアレコレ聞いておくのが吉である。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 この信号を渡ってしばらく歩いたところに両替所がありました。
 100ドルをすべてルーブルに両替して、ようやく物が買える状態になる。

 なお、今回の旅の感触として100ルーブルと50ルーブルが一番使い安かった。
 500ルーブルはお土産をまとめ買いするときに使う程度でほぼ市内で飲み物やら食べ物を買うときには使わない。
 というか、高額紙幣は使うと嫌な顔されるので注意

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 ウラジオストクで最初に買い物をしたお店
 果汁入りの水を買った。
 ロシアのキオスク・・・というか、ロシアの小売店は少々、独特のシステムを採用している。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 まず、日本と違って客は商品を自由に手に取ることができない。
 写真中央の小窓から中にいるおばちゃんに、自分が欲しいものを指示して、お金を払う。
 するとおばちゃんが小窓から商品を出してくれるという形である。
 外に冷蔵庫が置いてある場合もあるが、ロックがかかっていて空かない。

 つまり、欲しいものが言えないとものが買えないことになる。
 ちなみに英語は通用しない。ロシア語で注文する必要がある。


   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 雑誌とかいろいろあるのでお土産に買っていこう思ったのだが、ロシア語で何というかわからない。
 このたびでキオスクで買えたものは、水とコーラだけだった。
 なんとかこの二つだけはロシア語で言えるので帰るのだが、あとはダメ。

 身振り手振りでなんとか缶コーヒーを買おうとしたのだが、出てきたのがホットだったりして、キオスクで買い物をするのは諦めた。
 いつもなら不愛想に、さっさと商品を出してくれるおばちゃんが、みょうに何度も聞き返してくるのでおかしいと思ったのだが、後の祭りである。
 
 しかし、ロシアでは真夏にホットの缶コーヒーをキオスクで売っているのか・・・
 いや、日本のコンビニだってホットは売っているけどさ。


   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 キオスクは、ほぼ市内の全域にある。
 特にバス停のそばには必ずあると思っていい。
 貴方がロシアに行ったら、一度、キオスクでの買い物に挑戦してみてほしい。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



今日はこんなところで







2016年8月6日土曜日

ウラジオストク旅行3


 第3回 【入国管理について】


 ロシアの入国管理は厳しいのか?
 
   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 どちらとも言えない・・・場所によって対応が違うのではないか?と推測する。

 少なくとも、ビザとパスポートの旅行日程表(英語/ロシア語表記)を見せたら、あっさりと入国審査は通った。
 この時貰える出入国カードはパスポートよりも重要なので絶対になくしてはいけないものである。
 カードのくせに、大変とても薄っぺらい紙なので速攻で無くしそうだが、無くさないように注意。
 入国審査の時に言ったセリフは「ツーリズム、3デイ」だけだったと思う。 

 審査官は女性が一人立っていて、私の顔を見て、何故か半笑いだったのが印象的であった。

 
 問題は、税関である。
 在ハバロフスク日本国総領事館の入出国時の税関におけるトラブルを回避するためにを見て、大いにビビった私は、旅行会社に税関申請の方法を問い合わせた。
 すると申告書を書いて赤ゲートを通過すれば問題と教えて貰った。
 では、その申告書はどこにあるのかと探して、見本を探してプリントアウトして一安心。


 と、思っていたんですよ。
 現地で配っていた様式と見本が全然・・・・違う。どうも様式が変わったらしい。
 当然のように英語版や日本語版などない。全く内容が分からん。
 公式書類なので、適当に勘で書いて出せば、大変なことになりかねん。

 どうしようもないので、立っていた警官?にカメラを見せて、緑ゲート(税関審査なし)と赤ゲートの両方を指差したところ、緑ゲートにいくように身振り手振りで指示された。
 それでやっと、空港ロビーにたどり着いたのである。

 ということで、少なくともウラジオストクに空路で入る時、一台9,600USDのライカM(240)は税関で、緑ゲートを通過すれば問題ないようである。
 ただし、ウラジオストクは、人の出入りが多い観光都市であり、カメラぐらいを一々チェックしていたはやってられないということかもしれない。
 ハバロフスクのような内陸の人の出入りが少ない地域では、厳しくチェックしている可能性がある。


 地上に降り立ったS7航空の飛行機。無事着陸してくれました。
 奥にはロシア空軍の戦略輸送機が止まっている。
 遥か彼方には、明らかに日本的ではない森と山が広がる。シベリアにやってきたのだ。
 
  ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
 

 この後、日本語が分かる係員と空港ロビーで合流、送迎車でホテルへ向かった。

 さて、係員のY.Alexander氏については、この場で改めて感謝の気持ちを示したいと思う。
 彼は非常に日本語が堪能で、細い気遣いのできる人物であった。
 帰国の日にいろいろあって気疲れしていた私を気遣って、気分転換にドライブに誘ってくれたりもした。
 質問にも快く答えてくれ、ホテルに向かう車の中で私は現地の情報を収集することができて大いに翌日に散策、撮影を助けられた。
 彼はとても優秀な観光案内人である。
 
 一応、ウラジオストク空港から、市内へはバスとタクシー、電車が通っている。
 日本語が分かる係員の送迎を頼めば割高になるかもしれない。
 だが、現地の交通機関の使い方や治安の状況など、最新の情報を日本語で入手できることを考えると日本語が分かる係員の送迎は十分、その価値があると言える。
 もしも、貴方がこの記事を見てウラジオストクに行ってみたいと思い、Y.Alexander氏を送迎の担当者に指名できないか、旅行会社に問い合わせみてもいいかもしれない。
 

 さて、Y.Alexander氏と共に車でホテルまで50分ぐらいかかっただろうか。
 シベリアの大地を疾走する。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 途中、空軍基地の前を通った。
 基地の前に飛行機を飾るというのは万国共通らしい。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ちょっと切り抜いて拡大してみた。どう見ても、Mig23フロッガーである。
 可変後退翼である。
 冷戦中のソ連軍の主力戦闘機だ。
 偶に戦闘機が飛ぶらしい。ちなみに旅行中に飛行中の戦闘機に見ることはなかった。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 さて、この後は、ホテルにチェックインして一日は終わり・・・だと思っていたんですよ。
 この時までは。

 Y.Alexander氏に私は聞いてみた。

 Q「ホテルの中で両替ってできますかねー?」

 A「いえ、ホテルで両替はできないですよ。両替所は7時までですよ」

 ・・・この時、私は米ドルしか思っていなかったのである。
 なぜ、成田でルーブルに両替しなかったのか、理由は・・・自分でもよくわからない。
 さらに問いて曰く

 Q「米ドルしかないんですけど、米ドルで食事ってできますか?」

 A「ルーブルしか使えないと法律で決まっているんですよー」


 \(^o^)/ 


 しかも、ホテル内のレストランはカード使用不能で、詰みであった。
 というわけで、その日の夜は飲まず食わず。
 こんなマヌケはそうはいないと思うが、入国する前に円をルーブルに替えておくべきである。
 昼間、成田で大盛りカレーを食べていて本当によかった。
 
 
 さらに、利用したホテルについて紹介しておきたい。
 紹介というか、注意喚起か。

 今回利用したホテルは、A Hotel Amur Bayであった。
 このホテル、市内で最安値クラスのホテルだけあって、ソ連クオリティの宿泊体験ができるある意味、貴重なホテルである。
 一応、シャワーは湯がでる。バスタオルはあった。あとは、ミニ冷蔵庫とテレビぐらいか。
 
 あとは何もない。
 クーラーはもちろんない。スリッパもねぇ。
 シャワーの配管のせいか、部屋の気温が常時30度ぐらいある。夜明け前の一番涼しい時間でも30度はある。
 通風はなく、暑かったら窓を開けるしかないが、網戸とかはもちろんない。虫は我慢だ。

 さらに安いだけあって、中国人観光客の巣窟である。
 彼らは何が楽しいのか、夜中の12時まで浮かれ騒いで歌っている。
 静かになるのは夜明け前で、夜が開けるとこんな風景が部屋の前に広がっていた。

 まぁ・・・安かろう、悪かろうである。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 目覚まし時計はいらない。
 ウミネコがうるさくて目が覚める。

 ちなみに朝食は7時からだった。時間にルーズかとおもいきや、ちゃんと時間どおりにレストランが開いてバイキング形式で朝食が食べられる。
 中国人の行列が出来ているのは言うまでもない。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ボロボロである。ソ連時代の建築物であるから、仕方ないね。
 隙間から草が生えている。
 内装もボロボロで、バスルームの鏡は傾いているし、ヒータか何かを引剥剥がした跡がある。バスタオル掛けが壊れて簡単に外れるぐらいに脆い。
 一階には中国料理のレストランがあるが、日本人が一人で入って食事できる感じではない。

 もう一度、ウラジオストクに行ってみたいと思っているが、ホテルをケチるのは止めようと思う。
 例え高くても、ヒュンダイ(五つ星)辺りに泊まろう。
 2泊だけでも消耗したが、それ以上泊まることになったら、どうなるか分からん。

 ただ、ボロいがちゃんと掃除はしてあったし、ベッドメイクはされていた。
 トランクは部屋に置きっぱなしにしていたが、盗まれることはなかったとご報告申し上げる。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 次回から、市内の観光スポット巡りである。




  今日はこんなところで







2016年8月5日金曜日

ウラジオストク旅行2



 第2回 【ウラジオストクでは、成田が貴方へ行く】

 

 ソビエト・ロシア式倒置法が分からなくても、新幹線には乗れる。


   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 さて、貴方が旅行会社にプランを発注するとビザ取得のためにパスポートを郵送するようにEメールが送られてくるだろう。
 ロシアに行くにはビザが必要である。今時、珍しいことだ。

 ビザ取得は自分でもできるが、旅行会社に依頼するのが手っ取り早い。
 今回の旅行では、6月初旬にプランを発注し、20日ごろに旅行会社にパスポートを送った。
 この場合は、ビザ取得費用が無料だった。遅くなるとビザ取得代行が有料になるので注意。

 出発の1週間ほど前にビザ取得状態でパスポートと航空券(Eチケット)の予約券と当日の日程表が送られてくる。
 それをもって、成田空港まで行けば飛行機に乗って2時間でウラジオストクである。
 飛行機は、ウラジオストクに直行便を出しているS7航空だ。

 だが、成田は遠い。

 新幹線で1時間半、ナリタエキスプレスで1時間・・・飛行機よりも電車に乗っている時間が長い。
 しかも、天気は大荒れ。
 この直後に落雷で電車の信号機が故障、ナリタエキスプレスが停止してしまう。

 
   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 
 もうダメかもしれん・・・と思ったが、無事に成田空港にたどり着いた。

 さすがに首都圏の国際空港だけあって、広い。
 ちなみにS7航空の場合、Rカウンターなので、この画像のずっとずっと奥の方になる。
 
   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 ウラジオストクに直行便を出しているS7航空のカウンターで行き帰りの航空券(Eチケット)の予約券とパスポートを見せれば、チェックインして航空券をもらえる。
 カメラバックのほかに、キャリーケースを持っていたので、さっさと預けてしまおう。
 
 時間がまだあるので、成田空港を撮って回ってみた。
 経済大国ニッポンの空の玄関口だけあって、いろいろある。
 
   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 ビーサイドレーベル
 ここのステッカーを愛用している。大須に店があるのだが、成田にも進出しているらしい。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 
 土砂降りの雨
 空の青さまで一緒に落ちてきたか。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 
 小さいころ、名古屋空港で小学校の写生大会があり、銅賞をとった記憶がある。
 アレで発奮して絵の勉強でもしていたら、もう少し違った人生があったかもしれない。
 銅賞では、どうしようもないと思うけれど。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 外に出てみたが回りにはなんもない。
 ほんとに田舎にあるんだなぁと思った。 ただ、ガラスを多用した成田空港の建築は大変結構なものである。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 昼飯どきなので、何か食べるものを探しているうちに、ワンショット
 昼ごはんはカレーを食べました。
 これが後に大きな意味を持ってくることをこの時の私は知らない。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 
 えーっと、君の名前は何だっけ?えーっと・・・えーっと・・・
 めんどくせぇ、ロボ太にしておけ。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 歩く廊下である。
 なお、ここに来るまでに出国審査と手荷物検査を通過する必要がある。
 特に何も問題なく通過できた。
 あと、両替所で日本円を米ドルに代えておいた。
 このことが後で大きな意味を持つことになるのだが、この時の私はまだ知らない。

 この後、いろいろあったんですよ。それはまた後程、レポートいたします。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 そして、これがS7航空の飛行機である。
 なぜ緑色なのかは知らない。
 旧ソ連製の飛行機に乗れるかもしれないと思ったが、全然そんなことはない。
 普通のエアバス機である。
 米国機のボーイングでないあたり、ロシアの精一杯のプライドと思えなくもない。
 
   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 シートカバーの部分が緑色である。
 なお、便器も緑色だった。
 本当かどうかは貴方が乗ってみて確認してほしい。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 さて、楽しい空の旅だが・・・・
 写真はありません。だって、廊下側なんだもの。窓が遠い。




 今日はこんなところで





2016年8月4日木曜日

ウラジオストク旅行



 第1回 【私をウラジオストクに連れて行って】


   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 「みんな!ニューヨークへ行きたいかーっ!!」 とトメさんに聞かれたらどう答えるだろう?

 おそらく、100人中40人位が「行きたいーッ!」と答え、10人ぐらいが首を振り、残り50人がどちらでもないという顔をするだろう。
 日本的な曖昧表現であるが、ようするに80人ぐらいは行きたいと思うだろう。

 
 では、 「みんな!ウラジオストクへ行きたいかーっ!!」と聞かれたらどう答えるか?

 おそらく、10人が「行きたいーッ!」と答え、40人ぐらいが首を振り、残り50人がどちらでもないという顔をするだろう。
 要するに、90人は行きたくないと思う場所と言いたいのだ。
 
 なんで、そんなところに行ったんだよと聞かれたら、私はこう答える。

 「みんなが行きたくないと思うからだよ」

 ようするに、私はそういう人間である。
 友達は少なく、大抵の人から変わり者だと思われている。


 写真は人類史上最強クラスの変わり者、ウラジーミル・レーニン氏
 このクラスの変人になると革命が起こせる。
 なお、さらに変人レベルが上がると世界宗教とかの創始者になれるらしいが、そこまで突き抜けているのは、歴史上3人しかいない。

   SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.


 さて、そういう変人が行く場所に渡航すると幾らかかるのか?という話から始めたいと思う。
 ちなみに、私はこれが人生初の海外旅行だった。
 というか、2泊以上する旅行というのは、小学校の修学旅行を含めてカウントしても、これが5回目?6回目?であったと思う。
 よって、旅行そのものの経験値が限りなく0に近いところから始めるウラジオストク旅行であることを明記しておく。

 ウラジオストクとは、そういう人間でも、行って帰ってこれる場所である。
 旅行会社に頼れば・・・であるが。

 トラベル・コンシェルジュカンパニー旅工房
 《 ひとり旅専用プラン 》◇◆わずか2時間半のフライト!気軽に行けるヨーロッパ♪◆◇ 西欧の雰囲気ただよう海辺の街 ウラジオストク3日間 『アジムート・アムールスキー・ザリーフホテル』指定 【成田発直行便/往復日本語送迎付き】 

 こちらの旅行会社に頼んで、124,000円であった。
 これに名古屋から、成田空港までの交通費が新幹線+成田エキスプレスで、約14,000円と名古屋駅までのバス代を追加して、往復で30,000円ぐらい使った。

 パスポートの新規申請費用が11,000円
 旅行前に買い込んだ虫よけスプレーやら、その他諸々で4,000円ぐらいだろうか。
 
 さらに、旅行中の食費や土産物で約10,000円使った計算である。

 合計で、179,000円・・・約18万円だ。関東在住の人なら、新幹線代もかからなくて住むので15万円ぐらいになる計算だ。

 2泊3日で18万円というのは安いのか、高いのか。
 おとなりの韓国や台湾旅行あたりなら、この半分以下でも行ける計算だ。やはり、高いものと言えるだろう。


 とはいえ、2時間程度の飛行で、こういう場所に行けるというのは悪く無いと思う。

   ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 
  今日はこんなところで



帰還報告



 無事、帰国いたしました。
 明日は仕事なので、とりあえず帰還報告のみです。

 そして、次回から2泊3日のウラジオストク旅行記をアップロードしていきたいと思います。
 カメラとメモ帳片手に、集められるだけの情報と書ききれるだけの記事を連載してまいります。

 いやぁ、それにしても、暑かった。
 シベリアだから夏でも長袖が必要とか、誰が言ったのやら・・・


 
   SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.



 今日はこんなところで




2016年8月1日月曜日

最後の花


 

 さて、明日、ロシアへ旅立ちます。
 2泊3日なのですぐに帰ってくるけれど。

 それでも、もしかして、生きて帰れなかったら、これが最後のブログの更新になるかもしれない。
 そんなことはないと思うけれどさ。

 とはいえ、飛行機が墜落する夢を見るってのはなんだろうか。
 ちなみにこれまでの人生で、霊感だの、予知夢などを見たことは全くない。

 最後かもしれないので、きれいな花の写真をあげておく。
 縁起でもないけどさ。


   SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.



 今日はこんなところで