2015年11月15日日曜日

映画レビュー ヴィヴィアン・マイヤーを探して


 珍しく映画などを見てきたので感想を述べたいと思う。
 
 映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」は、ドキュメンタリー映画である。
 名古屋では、名演小劇場で見ることができる。
 公開は11月14日である。
 

 
 ストーリーは、至ってシンプル。
 近所のフリーマーケットで古いネガの入った箱を落札したら、中に無名の天才が撮ったネガフィルムがごっそり入っていたから、さぁ、大変・・・である。
 
 この映画はドキュメンタリーであると同時に、ミステリーでもある。
 世に作品を問えば、ほぼ確実に大写真家として歴史に残ったであろうヴィヴィアン・マイヤーは何故、作品を発表しなかったのか?
 という謎がある。

 ヴィヴィアン・マイヤーは天才であるが、生前には一度も展示会を開いていない。
 ただの一度もである。
 亡くなったのは最近だが、最後まで作品を発表せず、乳母として生計を立てていた。

 だが、彼女の撮った写真は15万枚に及び、未現像のフィルムが数百本も残っているのだ。
 誰にも見せないで、それだけの写真を撮り続けるヴィヴィアン・マイヤーは何者だろうか?

 この映画はそれを探ることでストーリーが進む。
 作中で次第に、ヴィヴィアン・マイヤーの正体が明らかになっていくのだが、ヴィヴィアン・マイヤーはかなり風変わりな人物だ。

 ヴィジュアルのおかしさだけでも以下のとおりである。

 身長 2m?ぐらい。
 髪型 適当に自分で切っていたっぽいザンギリ頭
 服装 コートやダボッとした体のラインがでないもの。男物も好んで着た。
 
 服装に至ってはかなりの言われようで、

 「ソ連の労働者?」とか、「1925年に流行っていそうな服だった」と言われている。
 ちなみに、ヴィヴィアン・マイヤーの写真は50~70年台のもので、25年遅れという意味だ。
 そして、ソ連の労働者に至っては、映画の舞台はアメリカなので・・・まぁ、ボロクソと言ってもいいだろう。

 さらに歩き方もかなり変で、手を大きく、高く振って歩いていた・・・

 「まるでナチの行進のようだった」
 
 とまで言われてしまう。
  想像してほしい。

 「ソ連の労働者のような野暮ったい格好の身長2mぐらいのザンギリ頭の女が、2眼レフカメラを首からぶら下げて、ナチの行進のように腕を高く振ってニューヨークのストリートを驀進していたのだ。しかも乳母として、子供を連れて。1950年台に!」

 ヴィヴィアン・マイヤーの職業は乳母で、それを証言するのは彼女が世話していた少年少女達(作中ではおじさん・おばさん)である。
 いろいろ散々な言われようであるが、ヴィヴィアン・マイヤーは同時に愛されていた。
 それだけでは無かったのだが・・・

 この極めて奇妙なヴィヴィアン・マイヤーなる人物は一体、何者なのだろうか?
 何故、自分の才を世に問わなかったのか?
 
 
 このお話の続きは劇場にてどうぞ


 今日はこんなところで。
 



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