さて、ズミクロン(SUMMICRON) である。
かのレンズといえば、画角50mmで開放F2の標準レンズとして、M型ライカの基本装備である。
そのズミクロンの最新鋭機が、APO-SUMMICRON-M f2/50mm ASPH. アポズミクロンだ。
お値段は90万円オーバーの光を写す狂気である。
今回は汎猫氏の行為により、試写する機会があったので、他のレンズと比較してみたい。
アポズミクロンで撮った写真が次の一葉である。
なお、ISO200、絞りはF5.6で、シャッター速度は90秒で固定。三脚を使用した。
ライブビューを使用し、中央のナショナルのマークにピントが来るように撮影した。
APO-SUMMICRON-M f2/50mm ASPH
で、次に写真は、自分が所有するズミクロンのものである。
一応、現行品のズミクロン50mmだ。
SUMMICRON-M f2/50mm 4th
そして、さらに初代固定鏡胴のズミクロンで撮った。
撮影条件は上2つと同じだ。
SUMMICRON-M f2/50mm 1th
この3つの写真だけ比べて、どうのこうのと言えるだけの知識は私にはない。
また撮影条件は窓から入る光の加減もあって、完全に一致するものではないと申し上げておく。
要するに、何が言いたいかというと俺の手には負えませんということである。