2015年4月25日土曜日

3つのズミ


 さて、ズミクロン(SUMMICRON) である。
 かのレンズといえば、画角50mmで開放F2の標準レンズとして、M型ライカの基本装備である。

 そのズミクロンの最新鋭機が、APO-SUMMICRON-M f2/50mm ASPH. アポズミクロンだ。

 お値段は90万円オーバーの光を写す狂気である。
 今回は汎猫氏の行為により、試写する機会があったので、他のレンズと比較してみたい。

 アポズミクロンで撮った写真が次の一葉である。
 なお、ISO200、絞りはF5.6で、シャッター速度は90秒で固定。三脚を使用した。
 ライブビューを使用し、中央のナショナルのマークにピントが来るように撮影した。
 
   APO-SUMMICRON-M f2/50mm ASPH

 で、次に写真は、自分が所有するズミクロンのものである。
 一応、現行品のズミクロン50mmだ。

   SUMMICRON-M f2/50mm 4th


 そして、さらに初代固定鏡胴のズミクロンで撮った。
 撮影条件は上2つと同じだ。

   SUMMICRON-M f2/50mm 1th
 
  さすがに、最後の初代ズミクロン固定鏡胴は発色が渋い。
 この3つの写真だけ比べて、どうのこうのと言えるだけの知識は私にはない。
 また撮影条件は窓から入る光の加減もあって、完全に一致するものではないと申し上げておく。

 要するに、何が言いたいかというと俺の手には負えませんということである。


 

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