スコットオイラーというものがある。
どのようなものかというと、エンジンの負圧や電力でポンプを作動させて、自動でチェーンオイルを給油するというものである。
これの何がいいのかといえば、チェーンの掃除や注油が殆ど要らなくなる。
つまり面倒くさがりに大変、優しい装備なのである。
さらにチェーンの寿命が大幅に改善(2~3倍?)されるという話もある。
バイクのチェーン掃除は間隔は500~1,000kmに1回が理想とされている。
つまり、月に2,000km乗ると2~3回はチェーン掃除をしなくてはいけなくなる。
これが結構、苦痛だったのでスコットオイラーの導入に踏み切った。
購入はこちらからできる。
以前は個人輸入するしかなかったらしいが、今は通販で買える。
スコットオイラーは3種類あり、エンジンの負圧を利用するVシステムと電動で簡素なXシステム、電動で高級でEシステムがある。
今回は電動で簡素なXシステムを装着した。
装着場所はここである。
カタナはシート後部がエイヒレのように広がっていて、僅かながらスペースがある。
外観からはこのあたりになる。
アップにするとこんな感じ。
説明書による本体は結束バンドなどで固定することになっているが、スペース的にぎりぎりで、動く余地がないので固定しないでおくことにする。
次に電気配線。
バッテリーに端子を突っ込むだけでOK
とても簡単、プラスドライバー1本で事足りる。
バッテリーと本体の位置関係はこんな感じ
これではオイルの補充ができないと思われるが、そんなことはない。
少し注油チューブの長さに余裕を持たせてあるので、補充したいときは本体を手前の広い部分に引き出して給油ノズルを突っ込むことができる。
本体の操作についても同様である。
通常時は奥に突っ込んでおけば、動かないので安心である。本体から付属の注油チューブをカウルの間からスイングアームまで伸ばしていく。
具体的にはこんな感じ。
チューブは4箇所で止めた。
1箇所目。留め具は付属パーツに入っています。
留め具の両面テープの粘着力はけっこう強力。
ただし、貼り付ける前にちゃんと接着面を清掃すること。
なお、清掃用のアルコールテッシュも本体に付属品として入っている。とても親切。
2箇所目。
ここは結束バンドでとめた。結束バンドも付属品としてついてくる。
3箇所目は写真がきれいにとれていないのでパス。
4箇所目は結束バンドで止めた。両面テープを信用しないわけではないが、外れたときの挙動が怖いので結束バンドで止めておく。
見た目が気になる人は付属品の両面テープ付きのガイドパーツで止められたし。
注油口の金具も付属品にあるものをそのまま使える。
新型カタナは何故か都合のいいところにネジ穴が空いており、そのネジ穴にピッタリはまる固定用のネジも付属品に入っています。
このネジ穴は、いったい何のために開けてあるのだろう?
あとは本体の電源を入れて、きちんとポンプが作動するかテストするだけ。
のんびりやって1時間程度で終わる。とりあえず注油間隔は最低にセットしておいた。
最大にセットしてオイルがタイヤに飛び散って転倒するのが怖いからだ。注油間隔についてはチェーンの具合を確認しながらセッティングしていくことになる。
今日はこんなところで
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