さて、蒲郡である。
蒲郡といえば、みかん?
たしかに今はみかんのシーズンかもしれない。
だが、敢えてここは三河湾の特長ある魚介類を展示する竹島水族館を推していきたい。
この水族館、一部のマニアがついているその筋ではちょっと有名な水族館なのだ。
私のアンテナにひっかかる時点で、何がどう有名なのかはお察しいただきたい。
ちなみに前回のネオキタロー村から車で30~40分程度です。
類とも?
入場料は500円です。
経営が危ぶまれるほどリーズナブル。入ることがためらわれるほど、ボロくさい。
ちなみに、名古屋港水族館は2,000円である。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
入ると入り口付近に淡水魚・・・肺魚の展示がある。
肺魚というのは、鰓ではなく肺呼吸する魚である。
古代に水から陸上に進出し、魚類から両生類、爬虫類に進化する過渡期の存在だ。
もちろん、生物学的に貴重な存在であるが、コイが気になって仕方がない。
肺魚の水槽に、何故か緋鯉がいるのだ。
さて、この水族館がなぜ一部のマニアがいるのかご理解いただけただろうか?
これから先、ずっとこんな調子である。
立派ですが、普通の鯉です。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
魚だけ見るのなら、至って普通の水族館かもしれない。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
だが、解説がいちいち普通ではない。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
ちなみに、奥のレッドテールキャットは北米原産で、日本の冬を越冬できる。
霞ヶ浦やら利根川水系に増えて簡単に釣ることができる。
成長が早くて、飼い主にもてあまされるのが悩みと書いてあるが、飼えなくなったペットを棄ててはいけない。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
うつぼ展示である。
大変、気持ち悪い。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
だが、これほど気持ち悪いと表彰されるらしい。
その特異まれなるキモチワルサを逆手に取った捨て身の展示方法で・・・・余計なお世話ではないだろうか?
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
カサゴの展示である。
このようなレンガブロックの隙間に好んで潜む習性がある。
レンガブロックでつくった魚のマンションと言ったところか。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
この展示の飼育員はいちいちネタに走らないと呼吸ができなくなる病に罹病しているのだろうか?
マグロか何か?
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
実際、この水族館は魚を見るよりも展示の解説を見ている時間の方が長い。
最初から最後まで飽きさせない工夫が凝らされている。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
フグの展示に、アンディーフグの後ろ回し蹴りをからめてくる発想はなかった。
もしかしたらあるかもしれないが、それを口に出すところが貴貨なり。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
とはいえ、これと同じことを名古屋港水族館でやるのは不可能だろう。
2000円払ってこれを見に来る人間はいるかもしれないが、マーケティングとしては失敗だ。
500円でこれだから芸として成り立つと言えよう。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
いちいち食べ物とからめてくるので腹が減る。
たしかにマグロの展示を見ておしそうとか話をすることはあるかもしれない。
あのマグロ一匹幾らかなーと下世話なことを考えることもあるだろう。
だが、それを飼育員の方から言い出すところが実にカブキものである。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
このような珍しく、どこか不気味な深海魚さえも、
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
この水族館に解説させるとこのようなことになる。
食べると旨いのはよく分かった。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
魚歴書というものがある。
「他の魚と楽しく住みたいですが、いつも気がつくとかみついていじめてしまいます。いつも反省しています。一人はさみしいですが、気をつかわず生活できるので、今の生活はなかなか満足しています」だとさ。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
今の生活に満足しているアラレフグのガッチャンです。
雄か雌かわからない。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
例のアレです。
ちなみに、ラバウル提督です。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
至って普通の標本です。
見せ方がおかしいだけです。
ここにあるのは全て深海の蟹や海老で、コレクションとしては貴重なものらしい。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
カピバラ。
アマゾンに棲む巨大なげっ歯類である。
水族館は水辺の生物を展示する場所なので、水辺に棲むカピバラがいても不思議ではないらしいが、真面目にそんなものを展示するのは日本全国でここだけである。
なんとなく諦め顔なのは気のせいか。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
高級”生”牧草を食べているそうです。
いい生活だ。
真面目な話だが、この水族館は深海生物の展示に力を入れている。
深海生物の展示数だけなら日本一だ。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
どれぐらい力を入れてるかというとフレンドリースペースで、タカアシガニにタッチできるほど力を入れている。
触ってオッケー
子供の玩具だ。
触ってみたが、硬いという印象しか受けない。
この中にアレが詰まっているかと思うと多少複雑な気持ちになる。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
誰かがやると思ったが、まさか本当にやるとは思わなかった。
三河湾で採れる隊員を展示している。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
例のアレ。
何も隠しきれていない。実に愉快だ。
ネオキタロー村といい、竹島水族館といい、三河の山奥には人を狂わせる何かがあるらしい。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
今日はこんなところで
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