伊勢志摩と南紀に行ってきた。
もちろん、バイクで。
レンズはズミルックス５０ｍｍ一本だけ。
ルートは伊勢湾岸自動車道を終点まで駆け抜けて、後はひたらすら海沿いの下道を走り続けるというもの。
午前中はひどい天気だっけど、午後から晴れる。
愛機の写真もとっておこうと思う。
あれは養殖筏か。
都会の海しか見たことがないので、水の綺麗さに驚く。
あと牡蠣小屋がやたら安くて、１個１００円だった。もうシーズン終了とのことで、投げ売りなのかもしれない。
偶に降りてカメラを振るう。
そうしないとケツが割れてしまう。
熊野灘につく。
砂じゃなくて、石の浜だった。
水はすごいキレイだが、泳ぐところじゃないな。
くまのんの標識。
熊野といえば、熊野古道である。
残念だが、そこまで歩いて回る余裕はない。それでも少しぐらいは歩いてみた。
結論からいえば、普通に歩ける。
しばらく歩くと那智の滝に出た。
どうでもいいことだが、国家社会主義ドイツ労働者党とは何の関係もない。
寒いので、ここで手を温めてからバイクに戻る。
有名なあれ。
平安時代とか、鎌倉、室町にやたらと天皇やら公家、武家衆が熊野詣をやっているが、彼らもこの風景を見たのだろうか。
平清盛や後白河法皇も来たそうだ。
足元のガラス瓶を写すものなり。
参道の桜はちらほらと咲いていていた。
大地町。捕鯨の町である。
シーシェパードとかいう過激主義者が、昔ここに来てあーだ、こーだとやっていたそうだ。
普通にスーパーで鯨肉が売っていて、勝手帰りたいと思ったが保冷できないので諦める。
串本で一泊して、朝から写真をとるものなり。
夜明けの撮影スポットとして有名な橋杭岩。
他にも２０人くらい人が来ていた。
橋杭岩その２
窓にだって映るのだよ。
夜明け前の青色がいいのだ。
橋杭岩には弘法大師も来ていたらしく、この上に一夜で橋をかけたという伝説があるそうだが、どう考えても伝説であろう。
海が浅いので、普通に歩いて渡れるのだ。橋などいらぬ。
我が愛機も、満足げである。
これは地元の人っぽい。
車椅子でも割と海辺まで寄れる場所である。
記念にもう一枚。
夜明けよりも、夜明け前のダークブルーの空の方が映えるなと。
そのあと、本州最南端へ
ちょうどいい感じに太陽が昇ってきたので、何枚かとっておく。
朝っすね。
ズミルックスってやっぱいいよね。
潮岬から一時間ぐらいで白良浜まで出る。
ここまでカーブとアップダウンの連続で、バイク的にはとても楽しい道だった。
あと、やたら海と砂浜がキレイで驚く。
西行法師が、雪のように白い浜とか和歌に詠んだのもうなずける話である。
南紀はもう桜だな。
白良浜周辺を軽く歩く。
温泉も湧いているので、常に硫黄臭い。
湯の花が舞っている。
ここはどこか？
ここはとある青春のエロゲーの聖地である。
もうゴールしてもいいよね？
今日はこんなところで
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