香港に行くと決めた時、何があろうと必ずここには行こうと決めていた場所がある。
それが、益昌大廈だった。
香港旅行3日目は、ついに益昌大廈に至る。
なお、益昌大廈は地下鉄の鰂魚涌站から歩いて5分ぐらいの場所にある。
地下鉄から歩いてくると、こんなふうに見えるはずだ。
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
一応、MAPも載せておきまする。
上空から見るとm字型見える。
この中庭部分には自由に出入りできるので、そこから撮るのである。
ちなみに、益昌大廈の対面にもある恵利大廈も似た雰囲気の撮影スポットである。
なお、香港旅行3日目は、1日の全てをスーパーワイドヘリアー15mmで通しで撮っている。
最初から最後まで、スーヘリで撮った一日であった。
では、恵利大廈から
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
ああ、いい・・・私は、ここに立ちたかったのだ。
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
空が狭い!
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
L字型ですよ!
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
最後にモノクロ仕上げ。
なぜ、この場所に来たのかと言えば、写真家の澤村徹氏がここで撮った写真がすごい!と思ったからである。
ああ、私も同じものを撮ってみたい。そう、思ったのだ。
夢が一つかなった。
満願成就である。
小さな夢だと思うなら、そう思うがいい。笑ってくれても構わない。
小人は小さな夢を見る。俗人は俗な夢を見る。銘々が銘々の夢に汲々恋々しているのが世界の実相ではないか。
・・・しかし、今回は15mmなので、次は10mmの超々広角レンズ、ハイパーワイドヘリアを持ってきて撮ろう。
うん、絶対そうしよう。
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
次は、いよいよ益昌大廈ですよ!
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
ああ、空が狭い!
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
すっげーーーー! こんな場所がこの世に存在するのか!
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
私は来たかった場所に来て、撮りたかった写真を撮ってる。
幸せだ!
これが見たかった!
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
人間の、また人生の正しい姿とは何ぞや。
欲するところを素直に欲し、いやな物はいやだと言う、要はそれだけのことだ。
好きなものを好きだという、好きな女を好きだと言う。
【坂口安吾・続堕落論】
敢えて言うけれど、私はこれが大好きだ!
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
また、モノクロ仕上げ。
ふと思ったのだが、ライカモノクロームに、初期型のウルトラワイドヘリアーとかつけて、ここで構えたならどうだろうか。
モノクロ専用機なら、色かぶりとか関係ないので初期型のウルトラワイドヘリアーでも一級の戦闘能力を発揮すると思うのだが?
ねぇ?
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
ちなみに、下の商店はふつうに営業している。
ここが営業しているので、中庭に人が入れるのだろう。
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
何を思ったのか、父が手をあげている。降参するにしてももう少し粘れと言いたい。
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
あぁ、オヤジも歳だからなぁ
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
スーヘリのような超広角だと少し角度をつけるだけでも絵が変わってくる。
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
でしょう?
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
観葉植物がおいてある。
これを手前に配置したらどうだ?
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
この一つ一つの窓に、人々の生活があり、人生がある。
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
一体どれだけの人生が写っているのかな。
Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical III
今日はこんなところで
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