さてと、次はどこに行こうか。
なお、ウラジオストク要塞博物館の前は海になっていて、気持ちのいい場所である。
日が落ちてからきてもよかったかもしれん。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
けっこう、海水浴に来ている人がいる。
たいていは、おばちゃんと子供であるが。
そりゃ、平日だもんね。
なお、市外には本格的なビーチがあり、休日は渋滞ができるほどとのこと。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
そうだ、次は展望台に行ってみよう。
そう考えて、坂道をてくてく登って、高度を上げていく。
ちなみに、展望台にはケーブルカーがあるのだが、私は下りはともかく登りや、行きはできるだけ徒歩でいくことにしている。
シャッターチャンスはどこにあるかわからないしね。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
それでも、気温が30度超えて、長袖を着ている事実は重いわけで。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
途中でばてて足が止まる。
なお、手前のねーちゃんは歩きスマホ中である。
ウラジオストクでは歩きスマホやっていても、一応、大丈夫だ。
リオでは自殺行為らしいが。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
近くの公園に避難してふと見上げると、なんか変わったものが。
これがニコライ二世凱旋門
ニコライ2世といえば、皇太子時代に大津で日本人テロリストに暗殺されそうになったり、日露戦争時の露西亜皇帝だったりと、日本に縁のある人物である。
なお、最後は革命で広場に銅像のあるレーニンの命令で家族もろとも銃殺されましたとさ。
諸行無常である。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
ロシア的道路横断。
所謂、みんなで渡れば怖くない。
だって、信号機もなければ横断歩道だってないんだもの。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
ひたすら歩いて高度をあげて、やっと展望台の下までやってきた。
たまに、なんで俺はこんな苦労をしているのか分からなくなることがある。
好きやっているわけだが・・・
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
展望台の下からでもこのぐらいは見える。
軍港が一望できますな。
ミサイル艇・・・駆逐艦、ソブレメンヌイ級が停泊しているのが見える。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
で、展望台がこれ。
中国人の占領されている。
どこの観光地でもこんなもんである。日本の大須観音でも、日本人より中国人の方が多い時がある。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
おそらく、「ウラジオストク 観光」とかで検索して出てくる多くのホームページやらブログやらで目にするであろう写真。
なんの面白みもないが、一応、撮っておく。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
その真下に土産物屋がある。
たぶん、ウラジオストクで一番、土産物が充実していると思われ、このようなカメラまで売っている。
所謂、FEDライカと呼ばれる旧ソ連が、戦前にバルナックライカを無断コピーしたもの。
ちなみに、私が最初に手に入れたフィルムカメラは、このコピーライカであった。
お値段は8,000ルーブル~からなので、日本円で15,000円ぐらい。
結構なお値段である。
日本で買うのと大差がない。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
行きは徒歩だったが、帰りまで徒歩である必要はない。
人は登ることに意義があるのであって、下りはどうでもいいので、文明の利器を使う。
旧ソ連時代のケーブルカーである。
真ん中で立っている赤髪のおばちゃんに、料金を払う。
なお、観光案内によると出発前に払うことになっているが、時間が来るとベルがなって勝手に出発するらしく、私は運行中に払った。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
ポケモンGOが配信されていたかどうかはしらんが、ロシア人も普通にスマホを使う。
そして、スマホで写真を撮る。
歩きスマホも普通にあるし、日本とそう変わらない。
治安が心配な人は安心してもらっていい。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
ちなみにケーブルカーはこんなの。
古いがちゃんと整備されている。
ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.
さて、ここからはレンズをSUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.に変えて取っていく。
レンズを変えるときに休憩ついでにカフェに入ったのだがそこでアイスコーヒーを注文したところ、なぜかフラッペが出てきた。
確かに、コーヒー味ではあるが、思っていたのと違ったが、違うとロシア語で説明できない。
なお、味は悪くなかった模様。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
さて、次はどこへいくか?
と思ってウロウロしていたら、公園の中に大砲があった。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
近くに戦車もある。
右に大砲で、左に機関銃がついている。
随分と欲張りな戦車である。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
どうも中世か、近世の大砲である。
近代以前のナポレオン戦争やクリミア戦争とか、その時期の大砲っぽい。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
予期せぬ遭遇であったが、周りを見まして総合的に考察するに、ここは海軍関係の博物館らしい。
どうも、ロシア人は船を陸にあげて喜ぶ習慣でもあるのか。
魚雷艇が置いてある。となりには、小型潜水艇らしきものが見える。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
小型潜水艦・・・たぶん特殊部隊か何かを上陸させるためのもの。
ひょっとすると日本海沿岸にも来ていたかもしれない。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
入り口には、黄金の鉄の塊で出来たアドミラル・ニコライ・クズネツォフ海軍元帥の像
こういうものを玄関においておくセンスは日本には無いもので、ある意味新鮮である。
そういえば、さっきの土産物屋で、プーチン大統領のブロンズ像が売っていた。
1個3,000ルーブルなので、4,500円ぐらいだ。
高いとみるか、安いと見るか・・・
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
中はソビエト海軍の歴史やら、装備を紹介していた。ごくごく普通の博物館である。
こういう博物館では毎度おなじみの、ナチスのハーケンクロイツ。
おそらく、ヨーロッパからわざわざ持ってきたのであろう。
ソ連の輝かしい栄光の勝利の記憶を永遠に伝えたのかもしれん。
レプリカ作る意味もないので、おそらく本物であろうが。ご苦労なことである。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
写真やらポスターやらの展示
日本も戦中や戦後すぐのポスターにはこういうのが多い。
世界的な潮流だったのかもしれんが、美術史は知らぬ、存ぜぬ。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
日本でいえば、彼は東郷平八郎元帥とか、それに比肩する人物である。
とはいえ、死んだあとこういう飾られ方をするとなると有名にもなるのも考えものではないか。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
国際交流コーナーみたなものがある。
護衛艦くらまが来たときに交換した楯らしい。
奥のはうちわだと思うが、なぜうちわをこんなところに飾ったのかは誰が私に説明してくれ。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
お船の模型
キーロフ級重原子力ミサイル巡洋艦。ほぼ戦艦並の大きさの巡洋艦である。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
こっちの模型は原子力潜水艦のようである。
レーニンの旗とこの潜水艦にどんな関係があるのかは不明。
おそらく親衛とか、特別な称号を与えられた船だと思うが・・・
ただ一つ、分かることはこれの本物が活躍する日が来なくて良かったということである。
地球最後の日だからねぇ。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
そういえば、昔、読んだ星新一のショートショートに地球最後の日の話があった。
地球が走馬灯を見ていて、朝から古代の生物か何かの幻が空に写っていて、だんだん進化して午後には白亜紀の恐竜が出てくる。
この恐竜の時代はおそらく長く続いたので、それ比例して夕暮れ時までずっと恐竜が出てくる。
恐竜の幻が消えて、サーベルタイガーとか、新世代の哺乳類が出てくるのは日暮れ前で、人間の幻なんかはそれこそ一瞬しか出てこない。
日が暮れると同時にミサイルが発射されて長い夜が来るとか、なんとか、恐ろしげな話であった。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
帆船時代の大砲っぽいが、本物かどうかは分からぬ。
触った質感は、鉄というよりは陶器という感じだ。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
小一時間ぐらいはみただろうか。
大砲で〆る。
軍事の街なだけはある。こういうもの興味ない人にとっては退屈だろうが。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
さて、次はどこへいくか。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
とりあえず、展望台から見えていた軍港の方へ来たテスト
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
軍港といっても岸壁は整備されていて、綺麗なものだ。
ちなみに、この場所からは軍艦は見えないようになっていて、近くで軍艦が見れるかなと思っていくと空振りを食らうので注意
観光客もいない、地元の子連れが来る公園が在る。
そういえば、ロシアの公園に行ってみたいと思っていたのに、公園の写真を撮るのを忘れていた。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
ラストはトイレで〆る
ロシアのトイレは基本、有料である。
デパートの中にもトイレがあるが、トイレの前におばちゃんが立っていて、お金を払わないと入れないシステムになっている。
下の写真のようなトイレが街のあちこちにあった。
管理のおばちゃんが写真のように暇そうに雑誌か新聞を読んでいるので、15ルーブル払って用を足す。
無料トイレもあるらしいが見つからなかった。
そして、おそらく見つからなかった方が良かったと思われる。
ロシアの無料トイレは、それはそれは恐ろしいものらしいからだ。
こんな仕事儲からんと思うので、おそらく公共事業の類だろう。
何やらトイレの個室にポスターやら椅子を持ち込んで、客が来るまで快適に過ごせるように工夫しているようである。この仕事は長いのかもしれぬ。
あのおばちゃん、ただものではない。
SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
今日はこんなところで
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