以下は全て与太話です。
本気にしないように。
また、以下の画像は私が作ったクソコラです。
だけど、こういうのがあったら・・・どうしよう?
さて、去る10月20日にLeica SL(Typ 601)が発売された。
ライカの新型のミラーレスカメラである。
日本の国産カメラだとソニーのα7がもっとも近い。
考えることは割と皆さん同じで、比較画像が早い段階で出回った。
Leica SL vs Sony A7R II Side-by-Side Comparison
やっぱり、大きい。
この大きさだと一眼レフカメラと指して変わらないサイズになっている。
この大きさや、デザインについては否定的な評価が目立つ気がする。
私はこのLeica SLを見て、iPhoneみたいだなーと思った。
それは今はちょっと変わっていて、今はLeica SLはiMacだと思っている。
ウィキペディアの記事
AppleとLeicaは似ていると思う。
Appleはデジタル産業のパイオニアであり、Leicaも35mmカメラのパイオニアである。
パイオニアとして一度、業界をリードした後、後発に圧されて苦しんだ時期があるのも、日本製カメラに圧されて来たLeicaの歴史に重なって見える。(Leicaは一度、倒産しているが)
どちらも強烈なブランド力を持っているのも似ている。
今や、Appleは全米最大の企業だけれど、その反転攻勢はiMacから始まった。
これがなかったら、その後のiPodもiPadもiPhoneもなかっただろう。
Leica SLがiMacなら、ライカはきっとiPhoneのようなカメラを投入してくるだろう。
幾らなんでもこのカメラは大きすぎるし、高過ぎる。
市場のシェアを奪うには、20~30万円代のカメラが必要だ。
20~30万円と聞くと高いように思えるが、安いコンデジがスマホのカメラに圧されている現状で、CANONのNIKONも高級路線に転換している。
昔の日本製カメラが持っていた価格競争力は失われつつある。それを自ら放棄する戦略を採っている。
しかも、性能面の優位も怪しくなってきた。
性能面で見れば、Leica SLは日本製デジカメに決して劣るものではない。
Leicaは日本製カメラに性能面で追いつきつつあり、日本カメラは安くなくなってきた。
これは恐ろしいことだ。
Leicaと日本のカメラ。
値段はちょっとだけ高いが、性能は同じぐらい。
だったら、どちらを買うだろうか?
日本のカメラか、それとも外国の有名なカメラか?
日本のスマホか、それともiPhoneか?
ちょっと高くても、少し性能が劣っていても、ブランド力はそれを覆して余りある力だ。
Leica SLの第一報は、ライカフレックス的なカメラというものだった。
ならば、Leicaが作る、iPhoneのようなカメラは、きっとLeica CL的なカメラとアナウンスされるんじゃないだろうか?
少し前に気になる記事があった。
Leicaが光電子レンジファインダーの特許をとったという情報だ。
Leica’s patents for optoelectronic rangefinder
この技術を使えば、レンジファインダーを維持しつつカメラを小型化できるかもしれない。
Leicaの伝統的なレンジファインダー機のM型には在来の光学レンジファインダーを使い、廉価で小型化が必要とされるLeica CLではこちらを使うという住み分けはどうだろうか?
もう一つ気になる記事がある。
Leicaと業務提携しているPanasonicがここ2~3年のうちに、何か大きなパラダイムシフトがあると言ったらしいのだ。
それは技術の変化という意味だろうか?
だが、それではパラダイムシフトなんて言葉は使わないだろう。
The paradigm shift from Panasonic…
フィルカメラのLeica CLが発売されたのは、Leicaが日本のMinoltaと協業していた時期だ。
現在製造されているLeicaのデジタルカメラには、Panasonicの技術が大量に投入されている。
Leica SLの前に発売されたLeica QにはPanasonicのバッテリーが使われているほどだ。
さて、現在LeicaのフラグシップモデルであるM型ライカ(M240)が発売されたのは、2013年である。
その一つ前の世代のM9が発表されたのが2009年。M8が2006年だ。
3~4年毎に新作発表するとすると、新型M型ライカが来るのが2017~2018年だろう。
Panasonicのパラダイムシフトがあるのもその時期だ。
・・・うーん、ひょっとして、ひょっとしませんか?
LeicaがiPhone的なカメラを投入してきたら・・・日本のカメラは大丈夫だろうか?
ちょっと心配です。
0 件のコメント:
コメントを投稿