2017年7月30日日曜日

北京旅行DAY2-2


 さて、どうするのか?
 一日いるはずだった中国航空博物館は、屋内展示全滅で半日で終了である。
 閉館時間まで粘るはずだったのだが、気力も尽きた。
 
 というわけで、天通苑北へ戻ってきた。
 朝、洪水になっていたところである。

 北京の外れ、地下鉄駅から徒歩15分程度の場所がどの程度のものか見て回りたいと思う。
 さて、どの路地に入ろうか。よし、ここにしよう。

   LeicaM240+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 求人広告っぽい。

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 いかにもって感じの路地だなぁと。

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 ここは生活道路のようだ。

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 奥には昔風のレンガを積んだ壁、中には家がある。
 中国はまず壁を造って、その中に居住空間をつくる形をとる。
 これは北京中心の繁華街でも変わらない。壁があって、中に住人のすみかがある。

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 それはさておき、奥に行ってみよう。

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 うーん、ゴミ捨て場
 老婆がゴミを漁っていた。もちろん、だが臭い。

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 奥まで行って、左旋回。こっちに行っていよう。

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 下は泥だらけだ。
 水はたぶん、下水である。

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 でもまぁ、人々の生活はあるのだ。確かに。

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 うーん、何があったのだろうか。左側が爆撃でも食らったかのような有様だ。

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 それでも店を開いているので、恐ろしい。

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 ちなみに道がこんな有様でも、トラックも車もふつーに乗り込んでくるので注意。

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 たぶん、再開発か何かなのだろう。

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 こういう路地もいつまで残っているかわからない。

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 もっと奥に行ってみよう。向こうに、多くの車が走る車道が見える。
 そこが出口だろう。

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 何度も言うが、道がこんな有様でも、平気で車が突っ込んでくる。

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 こういうときに、28mmクラスは使いやすい。

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 奥では解体工事?が進行中であった。
 ちなみに、クレーンの周りは危険で日本なら立ち入り禁止だろうが、誰も立ち止まらないし、平気で旋回のクレーンの脇を抜けていく。
 もちろん、私も。

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 犬。首輪をしていないのが殆どだ。
 ちなみに猫はあまり見かけない。見落としているだけかもしれないが。

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 この道はどこまで行くのか。

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 さすがに不安を覚えたので、クレーン車のところへ戻る。

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 こっちの路地も面白そうだ。

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 こっちの路地も面白そうだ・・・ということで入ったわけだが、ここが売春窟であった。
 左奥の白い服のお姉ちゃんがそれである。
 奥にはもっといた。
 もちろん、スキンヘッドのいかにもそれ系のおじさんも。
 ああ、これはヤバイと直感した。
 しかも私は首からカメラをぶら下げているのだ。ほぼ全員が、私をガン見していたのは言うまでもないだろう。

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 絶対に振り返らないように。何気ないフリをして路地を抜ける。

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 ここが出口・・・地元の人はわりとふつーに通り抜けている。
 ちなみに、中国では売春は違法である。逮捕されて、新聞を賑わすつもりはない。
 ましてや売春逮捕とか、ひどすぎるだろう。


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 売春窟のある路地を抜けるとそこは廃墟だった。

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 レンガと、何か、いろいろなものが粉砕されて、山のように積み上がっている。
 かつてここに住んでいた人はどこへ行ったのか。
 ここに住んでいた人々の生活も、歴史も、今は全て瓦礫の山になっている。

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 ここにも、遠景にあるようなきれいなアパートが立つのかもしれない。

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 今日はこんなところで





2017年7月29日土曜日

北京旅行 DAY2-1


 さて、北京旅行二日目である。
 朝もはよから地下鉄に乗って、北京の北のはずれにある天通苑北という駅で降りる。
 この地下鉄、地下鉄のくせに地上を走るのでけしからんと思ったが、そういえば名古屋の鶴舞線もしばしば地上を走ることを思い出した。
 だからといって、ここを上小田井とよぶわけにもいかない。
 上小田井は洪水が多い土地であるが、だからといって少々の小雨でこんなことになったりはしない。
 ちなみに、この日の午前中はずっと雨である。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR


 出勤ラッシュだ。
 平日だからね。



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 駅の入口前はさらに凄いことになっていた。

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 下水が詰まったらしくマンホールから水が溢れている。
 当然だが、臭い。

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 日本なら、ちょっとした事件だろうが、人々は特に気にした様子もない。
 売店だって、ふつうに食べ物を売っている。
 ちなみに、足元にあふれているのは下水から逆流した水だ。

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 駅員?さん、頑張ってくれ。
 ちなみに、午後に戻ったときもまだ水が逆流し続けていた。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 さて、ここからバスの旅だ。

   LeicaM240+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ちなみに社内はこんな感じ。
 入り口にICカードリーダーがある。車掌がいて、乗る時に金を払ってもいい。
 ワンマンバスになれると車掌がいるバスというは新鮮である。
 ちなみに下車ボタンのようなものはなく、降りるときに出入り口前に立つと車掌が運転手に声かけして停めてくれる。

   LeicaM240+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ちなみに外は凄い雨である。

   LeicaM240+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 雨に濡れた窓ガラス越しに撮っている。
 なんだろうね、ホームセンターみたなもんか?

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 住宅街を走り抜け、バスは北へと走る。

   LeicaM240+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ほんとに、このバスであっているのか、心臓はバクバク言っている。
 間違っていたらシャレにならない。
 歩いて帰れる場所ではないのだ。

   LeicaM240+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.



 ま、杞憂だったんですけどね。
 ちゃんとバスは目的地につきました。バンザイ!


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 ここは中国航空博物館であります。

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 かつてここは北京防衛のために迎撃戦闘機の基地があった場所なのですが、冷戦終了後にもういらないとなって、博物館に改修されました。
 目の前の山をくり抜いて地下格納庫があります。
 今回は改修中で公開していないんですけどね!


   LeicaM240+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 入り口あって、DC-3・・・ではなく、ソ連がコピー生産したLi-2
 DC-3は世界初の採算の採れるほんとうの商業用旅客機である。
 それまでにも旅客機はあったが、乗客の払う運賃だけでは採算割れで、政府からの補助金が頼みの綱という状態だった。
 それが運賃だけで採算がとれるようになったわけで、こりゃ、エアラインで一儲けしようぜ!って雨後の筍のように各地に航空会社が現れるようになる。
 もちろん、社会主義のソ連には関係ない話だ。

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 それからずっと後に登場したソ連製旅客機Il-18
 ちなみに、これは毛沢東専用機だそうで。
 ところでこいつ、赤く塗らねぇのか?

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 毛沢東主席座乗機などと書かれた赤い看板がありました。

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 ちなみに、ここはもともと空軍基地で、歩いている場所は滑走路だった場所である。

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 おお、ミグだ。
 Mig19だ。正確には、中国でライセンス生産されたJ-6である。
 他の北と違って、これはお触り自由だ。

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 エアインテークを見る。
 触ってみる。
 とても堅い。

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 エンジンは取り外されていて、後ろまでよく見える。
 内部は空気抵抗を減らすためにツルツルだった。

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 主翼前縁、ビスで止めてある。

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 翼端のミサイル。もちろん、模擬弾か何かだろう。

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 うーん、しびれる。しびれるほどカッコイイ。これに乗って、F-4とかベトナム上空で戦ったのだろう。

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 前から見る。実にいい。1950年代の香りがする。
 まぁ、餌をねだる鯉のように見えなくもないのだが。

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 この展示の向こうには、爆撃機と戦闘機がずらっと並んでいる。
 奥の建物が屋内展示場である。
 なお、改修のため公開されていない。
 公開されていないのですよ。わかりますか?
 つまり、屋内展示は全滅です。
 この時の私の落胆ぶりをどうかご理解いただきたい。あまりのショックにその場に座り込んでしまうほどショックでありました。
 そして、ショッキングなことはこれだけは終わらないのです。


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 さて、こちらは爆撃機の列が続く。

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 TU-2双発爆撃機。WW2や朝鮮戦争で使われたものである。
 コクピットのガラスが割れており、あまり状態は良くない。


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 お隣はWW2の後に開発されたジェット爆撃機だが、なんとも垢抜けない感じ。
 どうも北朝鮮はこれをまだ現役で維持しているという噂がある。
 もちろん、使い物にならないので特攻用らしいが。

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 その隣にあるのは、B-29っぽい何か。
 ソ連がB-29をコピー生産して、さらにそれを中国が改造したものらしい。
 左側半分を見なければ、日本各地の焼き払ったB-29と思って間違いないだろう。

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 ちょっとロングから。やはり、B-29だろ。これ。


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 ちなみに、機体上面のあの変なお皿(レーダー)がないタイプもある。
 こっちは普通にB-29をしている。

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 といってもエンジンが換装されていて、微妙に似ていない。


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 B-29もどきの隣のあるのが、H-6爆撃機。
 あのB-29もどきはとっくの昔に退役済だが、こっちはまだ現役。
 最近も日本の領空の傍をうろついている。

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 もうちょっと歩くと飛行艇があったりする。
 これも直ぐ側まで行って見ることができる。しかし、なんともユーモラスだ。コクピットのまわりなど、驚いたペリカンのように見える。

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 ミサイルだー 
 SA-2ガイドライン・・・ではなく、中国コピーのHQ-2
 2段式ミサイルで発射された後、一段目のブースターを切り離し、二段目に点火。高高度を飛ぶ核爆撃機を撃ち落とすために作られた。
 1960年5月1日のU-2撃墜事件で、CIAの秘密偵察機U-2を撃墜したのもこれである。
 ちなみにCIAは事前にこのミサイルの性能を掴んでおり、U-2では危ないことは分かっていた。
 だが、作戦中止にしようとしていたその直前に事件が起きてしまったとされている。
 ほんとかよ?舐めプしていて、やられたんじゃねぇの?と私は思うのだが。
 ベトナム戦争でも多数の米軍機を撃墜している。

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 ミサイルの足元から

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 社会主義の角度である。

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 屋内展示の入り口には、Mig21・・・ではなくて、J-7が展示されている。
 これもまた世界中で今だに現役で運用され続けている戦闘機である。
 ベトナム戦争では米軍機をキリキリ舞いにさせ、勝利に貢献した。
 さすがに、現在では旧式だが、運用コストが安いので途上国で多く運用されている。

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 J-7は4機展示されいる。実に贅沢な話だ。
 
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 入り口・・・改修工事中ってことで、入れない。
 入れないのに入り口に人員が配置されており、ぼーっとスマホをいじっている。
 中国は人あまりなのか、日本なら絶対に人を配置しないような場所にも人員がいて、ぼーっと待機したり、スマホいじったりしているのが目につく。
 リアル警備員配置した方がそりゃ、安全だろうが。人件費がもったいなくない?

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 屋内展示場の手前には、大きな旅客機が。
 このあたりになるとかなり現代的である。

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 これは中国オリジナルJ-8
 Mig21・・・ではなくて、J-7の技術で作られた中国オリジナルっぽい飛行機だが、Mig21をでかくしただけのように見える。

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 ずらーっと戦闘機が並んでいる。
 なお、レシプロ機はなく全部ジェット戦闘機である。

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 これはJ-6・・・を中国が改造して造ったQ-5攻撃機。
 さすがにもう旧式なので、博物館に送りになったようだ。

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 奥のJ-8が機首から空気を取り込むのに対して、Q-5は機体の両脇から取り込む形になっている。
 尖った機首にはレーダーの類が入っていて、ミサイルの類を運用できるようになっている・・・と思われる。
 ここにあるのは試作機らしい。

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 似たような機体がずーっと並んでいる。

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 さすがにこの顔も見飽きてきた。

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 奥は旅客機のスペースのようだ。

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 さすがに、これだけあると食傷である。
 いや、ほんとにずーっと向こうまでこの顔が続くのだ。

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 てくてく歩いて端っこまで来た。

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 ここに並んでいるのは練習機のようだ。

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 一番奥にはJ-7
 これはかなり改良がすすんだ機体で、輸出とかもされた。

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 振り返る。
 昔の滑走路に、ずーっと練習機が並んでいる。
 大陸国はやることが違う。日本じゃ考えられん。

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 他にこんな展示もある。
 対空砲だらけ。

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 探照灯に対空ミサイル。
 この組み合わせで運用されたことはないと思う。
 かなり適当な展示で、草が生えて自然に還りつつある感じがしてなんともいい具合。

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 これも全部対空砲。
 実戦で使ったものかどうか不明。

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 逆方向から。なんか微妙に色が違うものが混じっている。

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 制御装置か何かと思うが、よくわからない。

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 高射砲の後ろにはレーダーがずらっと並んでいる。

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 ボンネットトラックの微妙なサビ具合がとてもいい。

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 プレートに良好と書かれているが、あまり良好とはいえない保存体制である。

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 対空砲の向こうにはヘリゾーンだ。
 Mi-6多目的ヘリコプター
 昔、世界最大のヘリコプターのレコードを持っていたヘリコプター

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 旧ソ連のヘリコプターがずらっと並んでいる。
 というか、ヘリの墓場だろ、これ。

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 Mi-8と思うが、自信がない。
 どうもここに並んでいるのは軍用の退役機ではなく、民間機の不用品らしい。

   FUJIFILM X-T1&XF35mm F2 R WR



 ヘリゾーンの向こうは旅客機がならんでいる。
 これもソ連製のやつで、実家のある小牧基地の周りと飛んでいるC-130のような輸送機だ。
 だが、やはりデザインのセンスが違う。
 C-130はアメリカ製だが、こいつはロシア製。で、似たようなものを作らせるとこうなるのだ。

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 ちなみに、アメリカ製の機体も一つあって、DC-8があった。
 なんでこれがここにあるのかは不明である。
 天安門事件の前に買ったやつが、ここに送られたのだろうか?

   LeicaM240+ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.


 ほんとうはまだまだ楽しい時間は続くはずだったのだが、屋内展示は全滅である。
 よって屋外展示だけの撮影だった。
 ほんとは一日ここで潰すつもりだったのだが、さて・・・どうしたのか。



 今日はこんなところで