2015年9月27日日曜日

借り暮らしのフォトグラフィ その5



 これは人様から借りたレンズで写真を撮る企画にもなっていない企画も5回目だ。
 今回は、汎猫氏から借りた「Elmarit-M 90mm F2.8 M」である。
 ライカレンズの90mmはあまり人気はないが、こいつの描写力はシリアスかつシャープネス。

 使っていてこれだけ写れば楽しいと汎猫氏も言っていたが、同感である。
 こいつは楽しい。


 今回の舞台はこちらである。愛知県東浦町の伝統行事、おまんと祭りだ。
 木材で組んだ円の中をぐるぐると高速で走る馬に走って飛びつくという、失敗して怪我したら自己責任なお祭りだ。
 本当に、怪我した場合は責任を取りませんとあちこちに張り紙があった。

 むらきじんじゃ


 
 走らされる馬さんはこちらである。
 
   Elmarit-M 90mm F2.8 M



 写真の右奥から馬が走ってくる。

   Elmarit-M 90mm F2.8 M

 
 決して大きな馬ではないが、人間よりは明らかに大きい。
 これに飛びつくのである。

   Elmarit-M 90mm F2.8 M


 
 ひぇっと言わざるえない。

   Elmarit-M 90mm F2.8 M


 子供は喜んで走り回っているが、怖くないんですかね?

   Elmarit-M 90mm F2.8 M


 さて、もう一度・・・

   Elmarit-M 90mm F2.8 M



 馬が突っ込んできます。

   Elmarit-M 90mm F2.8 M


 柵がなければ、轢かれてますな。

   Elmarit-M 90mm F2.8 M


 
 神事であるので、神楽もあります。
 Elmarit-M 90mm F2.8 Mはここまでである。うーん、楽しかった。

   Elmarit-M 90mm F2.8 M


 さて、ここからは比較のために持ってきたヤシカ/コンタックスの Planar T*85mm F1.4に変更。
 プロカメラマンご用達として、大人気だったレンズである。
 とはいえ、F1.4と大口径であるためすこぶる機動性は低い。

 というわけで・・・ニコンFMである。何がというわけかは知らない。
 ごっついフル装備である。
 実用品ですってアッピルしている。いや、凄いね。デジカメには負けんよと言っている。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 様になりますなー手馴れている。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 
 残念だが、10年早いと言わざるえない。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 動く目標をおいかけて撮るには不向きのレンズなので、置きピン撮影。
 こんなときはAFがほしいと思う。
 或いは、手振れ補正つきボディとか。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 SSが早いので止って見えるが、馬はめっさ早い。
 轢かれたら骨ぐらい確実に逝くレベルで。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 エルマリートと比較用に同じ被写体を同じ構図で。
 やはり、エルマリートの方がシャープですなーあと赤の階調でもエルマリートの方が有利
 プラナーは背景のボケが今ひとつ綺麗じゃない。

   Y/C Planar T*85mm F1.4



 ちなみに、結構馬はコースを外れて脱線しますので、油断すると轢かれます。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 プラナーで・・・やはり、背景が巻いている感がある。
 拡大すると気持ち悪い。
 L判なら目立たないけれど。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 ちょっと絞れば平気なんですけどねー

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 神様のいる場所
 日本人が信仰心ないよー、無宗教だよーってのは嘘ですので。
 こんだけ日本のあちこちに神社やら寺があるのに、無宗教ですって言っても説得力がない。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 馬さんたち・・・一頭借りるのに5~6万かかるそうです。
 ちなみにご馳走が足元に転がっているので、注意しないと地雷を踏みます。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 再び、疾走・・・迫力ありますなー

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 とは言っても、田舎の小さな祭りなのでのんびりしたもんです。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 一般参加もあって、普通に参加できます。
 参加しませんでしたが・・・足を挫いてしまいまして。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 神楽は午前と午後に1回ずつありまする。

   Y/C Planar T*85mm F1.4


 実はビオゴンも持っていたので、ちょっとだけ撮る。

   Carl Zeiss Biogon T* 2.8/28 ZM


 足首を挫いてしまったー明日から仕事なのに。

 
  
 今日はこんなところで




2015年9月26日土曜日

Jupiter-9 85mm


 たまには望遠も使ってみよう。

 ということで、ジュピター9である。
 旧ソ連製のLマウントレンズで、コンタックス85ゾナーのコピーである。
 コンタックスの85mmゾナーはその後、小型軽量のゾナー85mmF2.8かプラナー85mmF1.4に分かれてしまって出ていない。
 
 一時期、コシナ/ツァイスが85ゾナーF2を復活させたが既に製造中止である。あーあ・・・
 


 タウンバスを使って栄まで出たー
 
   Jupiter-9 85mm F2

 
 なんかしつつシャッターを切っていく
 望遠レンズなんで、今ひとつテンポが良くない。

   Jupiter-9 85mm F2


 あまりシャッターが切れずに大須まで来てしまった。
 赤信号で止れということか。

   Jupiter-9 85mm F2

 
 ああいう落書きにも上手い人はいるものである。
 写真のそれは下手クソだと思うが。

   Jupiter-9 85mm F2


 シルヴァーウィークの後のせいか、大須も人が少ない。

   Jupiter-9 85mm F2



 それでも、名古屋で一番にぎやかだとは思うけれど。
 僕もそう思わないですか?

   Jupiter-9 85mm F2


 おじいさんもそう思いませんか?

   Jupiter-9 85mm F2


 これをパンツと呼ぶか、ズボンと呼ぶかで歳が分かるそうです。

   Jupiter-9 85mm F2


 ちょっと休憩してインド料理などを食べる。
 土日のみの屋台インド料理店である。

 ガンジスの味がした気があいおりはべりいまそがり。

   Jupiter-9 85mm F2


 大須の道を一本逸れると結構古くて静かな町である。

   Jupiter-9 85mm F2


 これ、いったい何に使うものですかね?

   Jupiter-9 85mm F2



 スマッシュヘッドでハンバーガーとコーラーを頼む。
 しめて1,050円である。
 プレートとハンバーガーとポテトが載って出てくる米国式ハンバーガー店である。

   Jupiter-9 85mm F2


 栄まで戻ってシャッターを切る。
 アベ政治を許さないそうです。休みの日のこんなことしていて空しくなりませんかね。
 私も結構、空しくて辛い時がありますが。
 
   Jupiter-9 85mm F2


 人間は皆孤独なのである。
 そうでなければならない・・・そうでないと都合が悪い人がいるんですよ。

   Jupiter-9 85mm F2

 
 今日はこんなところで




2015年9月24日木曜日

B級観光スポット


 関が原には、関が原ウォーランドというB級観光スポットがある。
 どんなものかは言葉よりも、写真でお伝えしたい。
 というよりも、言葉を失うような場所である。

 なお、レンズはロモグラフィーのMINITAR-1 Art Lens 2.8/32である。



 では・・・いざ、合戦でござる。
 ちなみに奥の人物は宮本武蔵です・・・武蔵なんですよ。信じてください。

   MINITAR-1 Art Lens 2.8/32



 こういう人形の展示が延々と無秩序に散らばっている。
 それぞれ一体ずつ名前がある。

   MINITAR-1 Art Lens 2.8/32



 島津軍の鉄砲隊だそうです。
 何故か島津は鉄砲隊のイメージがありますが、何故だろう?

 ちなみに、九州の大名は基本的に経済力がなく鉄砲を買い集めるのに人身売買をやりまくってました。
 戦争やって、住民やら何やらを拉致して、南蛮商人に売ったりとか。
 あと、イエズス会に土地を売却していました。普通に外患誘致ですなー
 九州征伐でそれを見ちゃった秀吉がぶち切れ→バテレン禁止令コンボが発生するのは、そりゃ、そうだよなーとしか言いようがありません。

   MINITAR-1 Art Lens 2.8/32


 くびちょんぱー

   MINITAR-1 Art Lens 2.8/32


 生首をご覧になる徳川家康です。
 基本的に三河の人なんで、あんまり好きじゃないんですよねー
 今は愛知県ですが、尾張と三河は個性が違います。
 尾張でも名古屋とそれ以外はやはり違います。当たり前といえば、当たり前ですが。

   MINITAR-1 Art Lens 2.8/32



 亡霊だそうです。成仏してください。いや、ある意味これは仏になったと言えるのか・・・

   MINITAR-1 Art Lens 2.8/32


 その辺に、こういう人形が散らばっています。
 それだけの施設です。

 ・・・何を考えたら、どうしてこうなるのか。

   MINITAR-1 Art Lens 2.8/32


 関が原の戦いに志村が参戦するようです。
 アイーンだけで敵が壊滅しそうですな。

   MINITAR-1 Art Lens 2.8/32


 夜中に来たら、結構怖いかもしれない。
 ・・・たぶん。きっと。

   MINITAR-1 Art Lens 2.8/32


 最後は馬で・・・
 この馬の表情は得もいえぬものを感じます。

   MINITAR-1 Art Lens 2.8/32


  今日はこんなところで。