2016年2月29日月曜日

岐阜遠征


 社員旅行で岐阜に行ってきた。
 LeicaMは今回もお休み。
 富士のX-T1で撮る。レンズはElmarit 28mm/f2.8 ASPH。
 画角は28mm×1.5で、42mm。昔からスナップ向きに作れた画角であるが、どうか?

 このX-T1は今ひとつ、ピント合わせが難しい。ピントピーキングはあるのだが、あまりあてにならぬ。
 かなりの割合で目測で取っていて、何のためにEVFか分からないときがある。

 

 今回は夜間爆撃から。寒いっす。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1


 岐阜は人口減少県であるそうな。
 街の中にこういう風景が出てくる。
 
   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1


 
 衰退という言葉が正しい。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1


 とはいえ、人の営みは今日も続くわけで。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 ここからは昼の部である。
 看板のフォントが哀愁を醸す。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 再開発されないので、古いビルが平然として残っている。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 昭和の残骸である。被写体としては優れる。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 商店街の中にこんな親水スペースがある。
 ギリシャ風の柱が並んでいたりと大変バブリーだ。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1


 
 昭和の残り香ですな。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 まぁ、バブリーだったのはほんの一部だけで、末端はこんなものです。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 これ、いつごろ作れたんですかね?
 昭和30年台っぽい。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1


 車がなければ完璧なんだけどな。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1


 昼間なので、呑み屋やらキャバクラはみんな閉まっている。
 夜になっても、大して変わらんのだが。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 極一部だけでは再開発されているが、活気は感じない。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 静かで好きなんですけどね。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 中央に平然と潰れたスーパーが放置されている素敵な街です。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 潰れたパチンコ店がそのまま残っているなんて素敵だ。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1


 親水スペースその2
 これ、洪水になったら、確実にここから大水害になりそうな設計である。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1


 あのビルにどんな店が入っているか想像するだけでもワクワクする。
 キャバクラらしい。
 岐阜県民はキャバクラが好きなのか?

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1


 
 実に昭和的だ。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1


 
 手直しすることもできず、このまま放置されてほしい。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 私が写真に撮って残すから。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 あれ?曇ってきたな。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



 ここはどこでしょう?
 どうも廃墟です。

   Elmarit 28mm/f2.8 ASPH + X-T1



  今日はこんなところで





2016年2月25日木曜日

春はもうすぐそこ



 彼岸桜はまもなく開花する模様。
 今週末には開花ですな。

    MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4 + X


 今日はこんなところで

2016年2月24日水曜日

アポクアリア35mmF1.4とX-T1


 APS機でアポクオリアを使ったらどうなるか試してみた。

 画角は35mm判換算で約50mmとなる。
 ボディは富士のXT-1
 場所は昼休みの愛知県美術館である。


 展示をやっていたので許可を貰って撮る。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4 + X-T1



 なんか偉いことになっている人形を撮る。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4 + X-T1



 なんか偉いことになっている人形を遠くから撮る。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4 + X-T1



 ふつーの壁を撮る。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4 + X-T1
 
 
 今日はこんなところで


2016年2月22日月曜日

偶にはモノクロでも



 基本的に撮った写真はカラーである。
 何しろ、カラー撮影前提で作られたカメラとレンズと撮っているのだからモノクロにする意味は特にないと考えるからである。
 せっかく色彩豊かな世界に生きているのだから、極彩色を楽しみたいと思う。

 これは余談だが、私は鳥類が羨ましい。
 鳥類は恐竜の時代から昼間の世界で生きてきたので、視覚が発達している。
 鷹の目という表現のとおり、遠くのものまで細かく見えて、種によっては赤外線まで見えるそうだ。
 恐竜の影に隠れて夜中こそこそ地面を這い回っていた哺乳類は視覚が退化しており、赤外線を見ることはできない。
 夜行性の強いネズミの類は今でもモノクロの世界に生きているそうだ。
 夜中に地面を這いまわるのなら、極彩色を感じる目など不要であるからだ。
 余計な世話だが、それではさぞや退屈なことだろうと思う。
 モノクロの目では、モナリザを見て感銘を受けることも叶うまい。

 ・・・それはともかくとして、

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4


 クオリアは初代ズミルックス35mmF1.4の精神を受け継いだ新造オールドレンズである。
 よって、モノクロ現像もアリかと思いなおす。

 カラーだと今ひとつ発色が渋く、開放からゆるくてフワつくがモノクロだと違った味がある・・・かもしれない。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4

 
 被写体によっては、昭和っぽくていいかもしれん。
 平成28年であるあらして、昭和も遠くなりにけり。

MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4



今日はこんなところで





2016年2月21日日曜日

覚王山縁日


 家族と覚王山縁日に行ってきた。

 今回、新兵器を投入せり。

 MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4 for Leica M 

 以前、少しだけLVで撮ったものが上げたが、今回は距離計連動で撮影した。
 これまで調整に調整を続けて上手くいかず、最後は調整方法を指示してもらってエンドユーザー調整である。
 なんとヘリコイドをアロンアルファで止めてようやく実戦配備だ。
 ほんとにそれでいいのか?と思わなくもないが。
 しかし、これまで無限遠で二重像が一致しない不具合は解消されたのである。
 
 とはいえ、ちゃんと距離計連動しているのかどうかは不明だ。
 素直にミラーレスで使うべきかもしれん。



 天気は晴朗なれど、風強し。
 開放撮影では収差により全てがゆるく、ふわっと写る。オールドテイストだ。
 
   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4


 F4ぐらいまで絞るとシャキッとする。当たり前といえば、当たり前ですが。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4


 概ね意図したとおり撮れているかな?

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4



 発色は独特な感あり。
 人によっては拒否感があるだろう。渋いが、癖のある渋さ。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4



 ちなみに距離計非連動で50センチまで寄れる。
 テーブルフォトがはかどりますな。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4



 一応、賽銭はいれました。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4


 
 雲で日が陰ったので、開放撮影。
 光源や反射している部分はとくにふわつく。
全般的に発色が渋く、紫っぽい色が出ているかも?

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4



 インディーズのレンズなのでそれでいいのです。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4


 昔は、もっと人がいたらしい。
 それこそ人を避けてあるかないと歩けない程度に。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4



 絞っておけば、そこそこかきっと移る。
 当たり前だが、Leicaのズミクロンやら、ズミルックス35mmのような写りではない。
 しかし、アポクオリアは初代ズミルックス35mmを掲げているレンズなのだ。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4



 絞っておけば、ノーファンだーも余裕です。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4



 りんご旨いです。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4



 こういう干物はどこで仕入れて、誰が買っていくのだろう。

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4



 坊やしらないかい?

   MS-OPTICAL APOQUALIA 35mmF1.4 



 今日はこんなところで。





2016年2月19日金曜日

2月18日の大須骨董市



 さて、毎月18と28は大須骨董市である。
 軽く見てきた。
 さして珍しくもないカメラばかりだが、微レアな出物が2つほどあったので確保。
 あとは適当にブラブラと。平日の街を歩く。
 平日の都会を有給使って歩くのは、実に自由人な感じがして良いものだ。勤め人の癖してさ。


 トップの絵はヤシカエレクトロ35 
 今はなき安物カメラメーカーのヤシカがアホみたいに大量生産したカメラ

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 骨董市はいつもどおりである。
 高齢化半端無く、外国人化半端ない。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 何かいいものあアリましたか?

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 三菱鉛筆がありました。
 ちなみに、三菱鉛筆と三菱グループは何の関係もない。
 GHQの財閥解体に巻き込まれかけて大変だったらしい。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2

 
 光線のせいか、ややコントラストが低いなぁ。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 寝ていますか?

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 天使様、一つお願いがあります。
 幸福と金と名誉と女と権力とその他諸々全部ください・・・呆れらました。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 何かいいものはアリましたか?

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 カニ目がありました。
 砲兵が使う観測用望遠鏡ですな。
 茂みの中に隠れて、上の部分だけだしてこっそり覗いて、砲撃でふっ飛ばします。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 ハサミ。
 なぜ子供の頃、これがよくなくなった。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 アイレスおじさん。
 アイレスというのは、ヤシカと同じく今は存在しないカメラメーカーである。
 昔、日本にはものすごい数のカメラメーカーがあった。
 二眼レフなら、それこそ畳一間の小さな工場でも生産できたからである。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 何かいいものはアリましたか?

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2



 造花の花なりしが、明日は生花を見ゆ。
 待て、しかして希望せよ。


    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 平日だけあって空いている。
 せんべい屋の店先で喋っていられる程度には空いている。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 雛人形も近代化である。
 激安は少しかわいそうだが。物の価値はうつりゆくものだ。だが、何も失っていない。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 じてんしゃー
 ズミクロンはやっぱりシャープっである。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 窓辺に移りし街角は、春近し。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 日陰は寒いんだけどね。まだ2月だから。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 立ち往生。
 弁慶は立ったままお亡くなりになりました。
 往生は元々仏教用語である。
 日本は仏教国だよね。
 鎖国して禁キリスト教やってなかったら、キリスト系日常用語とか出来ていたのかもしれん。
 想像もつかんが。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 足場を組んで、転落。七転八倒。それが私。どこにも行けず。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2



 大須の万松寺前は光線の具合でこういう絵がよく撮れる。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2



 ここからは街角へ
 栄向かってアルクェイド。月姫2はまだですか?

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 足が見えてますよ。
 主に私の足が。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2



 さながら枝は天空に伸びる血管のごとく。空はなんだ?空だ。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 
 このビルのセンスは素晴らしいと思う。座布団を送りたいが住所が分からぬ。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2



 何かいいことがありましたか?仲が良さそうですね?いいですね?
 
    LEICA SUMMICRON 50mm f/2



 マリア様が見ている。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 春っぽいすな。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2



 きっと、地中から冬眠を終えて出てきたカエルが半年ぶりの春をみたらこんな感じで。

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2


 
 春になったらにょきにょきと電柱や標識が生えてこないだろうか?

    LEICA SUMMICRON 50mm f/2



  今日はこんなところで