2014年3月30日日曜日

ロッコールレンズ撮り比べ


 イエネコカメラへいく。

 先週、整備を依頼していたMCテレロッコールPE200mmF4.5の受け取りのためである。

 このレンズハードオフにて、ジャンクとして500円で売られていたものであった。
 ところが、レンズを磨いてみると意外に美人で、カビさえ取れれば・・・というものであった。
 チリ一つ無い状態で帰ってきたレンズを見るのは楽しい。

 また、店主の好意によりより、ニューMD50mmF1.4とMC55mmF2の撮り比べをしたので
 結果を報告する。

 ま、報告と呼べるようなもんでもないのだが・・・

 撮影は、EVFを使用した。EVFが便利すぎて泣ける。

 
 こちらが、ニューMDF1.4
 開放撮影である。ピント面は薄い。
 

 こちらがMC55mmF2
 開放撮影である。F1.4よりはピント面が厚い・・・当たり前でしたね。


 どちらがより優れているか、などという話は無意味なのでしない。
 ニューMDレンズの方が、軽い。
 MCレンズは金属鏡胴なので重い。

 そして、どちらもLeicaのレンズよりも寄って撮れる。

 ちなみに、これはMC55mm開放である。


  標準レンズは買わない積もりだったが、こういうのを見ていると50mmも欲しくなる。
  



2014年3月29日土曜日

138タワー


 一宮市138タワーへ出陣。

 何故か、このタワーのある公園は平均より1周間早く桜が咲く。

 機材は、LeicaMとJupiter8である。
 Jupiter8は旧ソ連製のシルバー鏡胴、初期型である。ゾナーコピーで有名な玉だ。
 製造は、シリアルナンバーを信じるかぎり、1964年。
 
 桜は満開に近い。


 開放撮影だと滲むが、私はこれが好き。






 絞ればシャープである。





 たくさんの人出であった。
 とくに家族ずれが多い。





 天気は曇り。
 空を背景にすると色合いが悪い。



 露出を絞って、暗く撮る。



 バックの日陰で桜が引き立つ。




 レンズ交換
 ミノルタMCロッコール28mm F3.5
 
 138タワーを撮る。





 28mmも悪くないのだが、ライブビューでの撮影がメインになるので、
 50mmで光学ファインダーであれこれ撮ったあとで何か不満が残る。

 素直にビオゴンを買うべきだろうか?

2014年3月23日日曜日

明治村


 明治村へ
 街角へいくと言ったな・・・アレは嘘です。ごめんなさい。

 使用機材は、LeicaMとマウンタアダプター経由してMC WロッコールSG28mmF3.5

 このレンズwikiによると1968年生まれとのこと。
 私よりも年上なのだ。

 とはいえ、今まで使ってきたLマウントのレンズよりは後輩であり、コーティング技術の発展の恩恵を受けたレンズとも言える。
 逆光でも粘ってくれる子なのだ。フレアが暴れて滅茶苦茶ってことにはならない。

 

 50mmではスルーするような大きな建物も28mmなら撮りたくなる。

 フード無いのでゴーストが出る。


 上の建物の中はこんな感じ。


 開放F3.5なのであまりボケないが、別に構わない。


 外だと露出計がオートで2段低い。
 半押しで露出計を固定し、絞りで2段上げて補正する。



 前にピント


無限遠



 50mmばかり使っていると、こういう建物の全景がすんなり入って嬉しくなる。


 いい感じ。



 50mmだと机を切り取るだけで精一杯だ。


 暗い室内は辛い。






 遠景・・・


 水平じゃないのは故意です。ミスじゃありません。




 円形絞りじゃないので、ゴーストも六角に。


 水平じゃないのは故意です。


 子連れが多かった。
 当たり前か、日曜日だ。





この辺りでバッテリーの残量が0%になる。
しかし、20枚程度は撮れた。
ライブビューを多用しているとバッテリーが半日保たない。
光学なら、全然平気なのだが。




MCロッコール28mmとLeicaMを組み合わせるとこういうことができる。

現代のZMビオゴンやら、現行のLeicaレンズのような歪曲がほぼ0で、レンズのパワーが
ありありと感じられるというわけではない。

でも、一眼レフの広角で絵づくりができるのは楽しい。