終末旅行第２弾 養老ランドである。
レンズは昨日に引き続きビオゴン２８ｍｍＦ２．８
さて、養老ランドとは何ぞや？と問われれば、以下の写真をご覧いただきたい。
昭和の夢の残骸のような遊園地である。
開園は昭和４７年である。
おそらく、その時から殆ど同じ姿を止めていると思われる。
遊具その１ 空中ブランコ
ただひたすらぐるぐるブランコを回す機械
それしか役に立たない機械である。
誰も乗っていないが、律儀にくるくると回っている。
遊具その２ オットセイとペンギンの何か。
ぐるぐる人を乗せて回るしか役に立たない機械である。
遊具その３ 観覧車
この遊園地は回転運動に並々ならぬ執着心があるようだ。
さて、遊園地の中に何故かゲームセンターがある。
外に遊びに来たのに室内ゲーとはこれ如何に。
卓球は楽しいよね。
だが、遊園地に来てそれをやるかどうかは別の問題だ。
明らかに２０世紀に製造された遊具
開園の日の新聞だそうだ。
綺麗なので後からコピーされたものだろう。
写真中央の「ユエ北方で激戦」という文字が見えるだろうか？
ベトナム戦争の記事である。
戦車が１００台出動して激突したそうだ。なお、ベトナムは近年、対中牽制のためにアメリカ合衆国との関係修復に向かっているそうである。
なお、ベトナム戦争中、中国軍の軍事顧問が多数、北ベトナムに入ってアメリカ軍と交戦したことは公然の秘密である。
ゲームセンター その２ 乗り物一杯嬉しいな。
これで嬉しいなと思えるメンタリティは果たして何歳まで維持できるのだろうか？
ゲームセンターその３ インベーダーゲームとストゼロ３
さすがにオリジナルではないが、インベーダーゲームである。
今は２１世紀だ。
ゲームセンターその４ さっきからゲーセンの写真ばかりだが、気にしないでほしい。
だって、これが気にならない人なんて、たぶん、たくさんいるだろうと思う。
レーシングゲーム
今でもあるが、最近の奴はネット接続で全国大会とかできるらしい。
それっ！ハングオンだ！風になれ！
そのままいずこかに去る。
回転運動する遊具
何が何でも高速で回転したいらしい。
なお、飛んでいるのはＴ－３３と思われる。
理由は、主翼が直線翼であること。また、エアインテークが機首にあること。さらに複座であるためである。
限りなくどうでもいいことだが。
一応、直線運動だが、レールの上に載ってぐるぐる回っているだけなので回転運動にカウントする。
雄大な養老山系を背後に地上をひた走る新幹線ヒカリ号である。
まぁ、なんだ・・・なぜこんなところに作ったし。
回転運動しない遊具も少しはある。
動かないようだが。
ＵＦＯとロボット
２０世紀の夢だ。
ＵＦＯは合成写真だったし、ロボットは直立二足歩行しない。
それが２１世紀の現実である。
この遊具でいつどんな事故が起きても、ポニーは黙秘を貫くだろう。
なぜなら、彼は日本語が分からないから。
完全犯罪である。
死んだ魚のような目である。
なお、この生き物は鹿という。遊園地に鹿はつき物だ。
馬はいないがポニーはいる。つまり、何が言いたいかというと、馬鹿ってことである。
遊園地の中に神社があるが、何もおかしくない。
遊園地にヒーローが来ているが何もおかしくない。
何故か舞台の前に水の枯れたプールがあるが、何もおかしくない。
時代はまわる～
ただし、地上に影を落としたとき、回転運動は二次元に集約される。
ラスト・・・宝島
ぐるぐる回転する遊具であり、たぶん、一番この遊園地でアクションなアトラクションである。
アクションなんですよ・・・はい
これをハッセルの中盤カメラで撮っている人がいた。
軽く声をかけて、ちょっと小話にて別れた。
さらば、養老ランド
もうたぶん、来ることはないでしょう。たぶん。
Carl Zeiss Biogon T* 2.8/28 ZM
今日はこんなところで
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